彼の推し活が私とのデートより高額でモヤモヤ！

こんばんは！　魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきです。気になる男性の行動の真意や今の恋の行方が気になってしまうこと、ありませんか？　この連載では、彼の行動の心理や恋愛としての危険度、うっかり自爆アプローチをしてしまったあとのリカバリーテクニックなどを解説します。

アラサーレディのための恋テク向上委員会

今回の相談はこちら！

「彼が“推し”に使っている額が、私とのデート代よりも高いのが気に入りません。私とのデートは庶民的な居酒屋が多いのに、推しのライブにはたくさんのお金を使っています。私も本当はもっと頻繁におしゃれなシティホテルに泊まりたいし、高級レストランで食事もしたいのに……。彼が推しに使うお金を減らしてくれればできるデートも、今は我慢をしています。彼にさりげなく伝えたこともありますが、不機嫌になってしまって話になりませんでした。なんだかモヤモヤします」（27歳女性／貿易関係）

お悩み深刻度・・・✩✩✩（5星中3星）

これはもう、いわゆる「金銭感覚の違い」というお話ですよね〜…。推しには湯水のようにお金を使うけれどパートナーには使わない…という男性は、一定数存在します。女性からすると腹が立つし「なんで？」となりますよね。

こういう男性は“推し活”が生きがいになっていることが多く、話し合いをしたからと言って素直に改善してくれる可能性は低め。現実社会の恋愛とは切り離して捉えているので、恋人からガミガミ言われると不機嫌になりやすい面も……。

残念だけれど、この彼もそんなニオイがプンプンするので、再び話し合いをしても解決できる見込みは低そうです。ここはもう割り切って、相談者さんも彼の推し活を彼の“趣味”として受け入れて温かく見守ってあげることが、一番の方法な気がしますね。「恋人だから」という理由で踏み込みすぎると、ふたりの間に亀裂が入りそう。そっちの方が心配です。

これが“推し活”ではなく“釣り”や“ゴルフ”などの趣味にお金を注ぎ込んでいると考えたら許せるような気がするなら、相談者さんは“推し”に嫉妬してしまっているのかもしれないですね。

でも、どうしても彼の推し活を受け入れられない！と相談者さんが思うなら、こちらの彼とはそもそも価値観が合わないのかも。今回の件に限らず、遅かれ早かれ似たようなことでぶつかってしまい、うまくいかなくなるかもしれませんね。

書いたのは

出典: 美人百花.com

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。