1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

性交渉が多いとゆるくなるって本当!? 膣のゆるみについて医師に聞きました

美人百花デジタル / 2023年4月25日 19時50分

性交渉が多いとゆるくなるって本当!? 膣のゆるみについて医師に聞きました

膣のゆるみは女性なら誰もが気になることですよね。今回は、膣のゆるみの原因について、TCB 東京中央美容外科 品川院院長の明石仙姫先生に伺いました。

膣のゆるみの原因を教えてください。

「膣がゆるく感じてしまうときは、膣の中で3つの変化が生じて起こると考えられています。まず1つ目が膣内が伸展によって引き伸ばされ、元の状態に戻れなくなってしまうという状態です。こちらの主な原因は出産です。産後ある程度は元に戻りますが、完全に元に戻ることはありません。また出産の回数が多くなるほど膣内はより広がります。2つ目に膣を作る壁が薄くなってしまう状態です。膣の壁は若い頃はふかふかで厚みもあります。しかしお肌と同じで、加齢によってコラーゲンが減少し弾力が失われていきます。すると膣の壁は薄く硬くなってしまうので、膣が緩いと感じてしまいます。最後が膣圧の低下です。膣を引き締める力は、周囲にある筋肉の力によりますが、加齢や出産、運動不足が原因で筋力が低下すると、膣を引き締める力が衰えてしまい膣圧の低下につながります」

性交渉が多いとゆるくなるという都市伝説は本当でしょうか?

「性交渉をたくさんすることによって、膣内が大きくなり緩くなってしまうという誤解がありますが、これは正しくありません。逆に、性交中に膣を収縮させる筋肉の使用によって、膣の筋力が強化されることがあります。ただし、潤滑剤を使用しない場合や、膣が充分に潤っていない状態で性交渉を行った場合、性交中の摩擦が膣の粘膜を傷つけ、繰り返されると膣壁が硬くなってしまう危険性があります。つまり性交渉自体は膣を引き締めることも可能ですが、適切な方法で行うことが大切です」

膣のゆるみの対策を教えてください

「まずはご自身でできる体操をご紹介します。ケーゲル体操という骨盤底筋を引き締める体操がおすすめです。仰向けになった状態で両膝を軽く曲げ、手は床に置いた状態でお尻を浮かせます。このとき、肛門、尿道、膣全体を引き上げる意識を持ちながら10秒間浮かせます。10秒経ったら力を抜きこれを10回繰り返します。これを1セットと数え、1日に2~3セットを目安に試してみましょう。また、適度な運動も筋力の低下を予防してくれるので、効果的です。膣のゆるみに対して、医療機関での治療も行われております。お顔を引き締めるためによく使用されるHIFUですが、膣版のHIFUとしてウルトラヴェラという機械があります。こちらは超音波を利用し、膣の幅広い層へのタイトニングが可能です。表面を傷つけないためダウンタイムがほとんどありません。その他に膣へヒアルロン酸を注入し膣内を狭くしたり、膣を切開・縫合して行う膣縮小手術もあります。膣のゆるみが気になる場合は、産婦人科医や取り扱いのある医療機関の専門家に一度相談してみましょう」

教えてくれたのは

TCB 東京中央美容外科 品川院院長 明石仙姫先生

TCB東京中央美容外科 品川院院長 兼 二重埋没法技術指導医を務める「ひめ先生」こと明石仙姫医師。大学病院などで研鑽を積み、現在はTCB品川院院長として数多くの施術を担当している。女性ならではのお悩みにも親身に寄り添う丁寧なカウンセリングと患者様の理想を叶えるデザイン力が好評。

TCB HPはこちらから
TCB 品川院はこちらから

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください