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元セレブ妻が語る残念成金男性の実態2:チヤホヤされすぎて見栄を張り続ける夫

美人百花デジタル / 2024年7月1日 19時50分

元セレブ妻が語る残念成金男性の実態2:チヤホヤされすぎて見栄を張り続ける夫

セレブ婚に憧れて結婚まで至っても、さまざまな事情によって離婚を選択したレディも存在します。付き合っているときには特別な問題が生じなくても、夫婦になって生活をともにしていくにつれて、違和感が大きくなってくる例は決して少なくありません。レディたちが仮名を条件にこっそり語ってくれた残念すぎる成金男性の実態を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3回に分けてご紹介します。

チヤホヤされすぎて見栄を張り続けた夫

真美さん(仮名)は、34歳のときに6歳年上の経営者の夫と結婚。しかし夫の本性がわかってくるにつれ、結婚生活が苦痛に満ちたものとなり、3年半で離婚を選択しました。

「離婚の直接の原因は、夫のモラハラです。経営者の夫には、周囲を見下す癖があり、結婚後は私にも周りにも、今まで以上に見栄を張るようになっていて、毎日違和感を抱きながら生活をしていました」

夫は2代目の経営者で、先代の父親が亡くなったときに社長に就任したそう。先代の事業センスは抜群で、地域からも一目置かれる存在だったそうです。

「夫はその父親の息子というだけで、周りから必要以上にチヤホヤされていました。私から見ると夫は経営センスが優れているわけでもなく、会社も、先代の頃から働いてくれている古い人たちがいるから成り立っているように感じましたね」

周りからチヤホヤされるのを快感に感じている夫は、次第に見栄を張るスケールも大きくなっていったとのこと。そしてあるときに、真美さんが絶対に許せないような嘘をついていたことが発覚し、真美さんは一気に夫への信頼が揺らいでしまったと言います。

「彼や彼の母親は、いくつか家を持っていたのですが、なんとそれらを自分の土地ではなく借地に建てていたんです。借地に建てること自体は悪いことでもなんでもないのですが、私が呆れたのは、夫や夫の母親は、さも自分たちが持っている土地に家を建てているように振る舞っていたことです。地域の事情を知る人から、私がその話を聞いたときには、夫や夫の母親が、くだらない見栄をどれだけ張っているのかと思い、心底呆れてしまいました」

真美さんと結婚するときにも、夫や夫の母親は、土地も含めて自分たちのものだと資産家のように振る舞っていたそうで、真美さんや真美さんの実家は、その話を疑うことなく信じていたと言います。

「土地目当てで結婚を決めたわけではなかったので、借地なら借地でいいんですけど、そういうくだらない嘘を見栄のためについていたっていうのが、私としてはどうしても許せなかったです。それに加えて、モラハラですからね。もう離婚しかないでしょ!って覚悟を決めて、わずか3年半の結婚生活にピリオドを打ちました」

余裕のあるキラキラ生活を送っているように見える男性が、不動産についてどんな権利関係を有しているのかなんて、結婚前にわざわざ調べるケースは稀でしょう。見栄のために派手に嘘をつく残念な男性がいるなんて、普通は思いもしませんよね。

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。

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