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〈新連載〉新人編集部員Nが行く!展覧会潜入レポ〜第一回【カルティエと日本「結 MUSUBI」展】〜

美人百花デジタル / 2024年7月25日 21時0分

〈新連載〉新人編集部員Nが行く!展覧会潜入レポ〜第一回【カルティエと日本「結 MUSUBI」展】〜

 

はじめまして!7月に美人百花編集部に入社した新人編集Nです。

美術館や展覧会に行くことが大好きな私が、美人百花.com読者の皆様に「紹介したい!」と思った美術展等に実際に足を運び、個人的な感想やそこでしか買えないグッズ情報などをレポートする連載がスタートしました!

 

ラグジュアリーなジュエリーの数々に圧倒されること間違いなし!【カルティエと日本「結 MUSUBI」展】潜入レポート

第一回目の今回訪れたのは、上野 東京国立博物館 表慶館にて7月28日(日)まで開催中の【カルティエと日本「結 MUSUBI」展】です。

開催終了まで残りわずかとなっていますが、展覧会に行けなかった方でも楽しんで頂ける内容となっておりますので、是非ご覧ください!

「トリニティ」や「ラブ」シリーズなどレディに愛され続ける名品を多く世に出しているカルティエ。

カルティエが1974年に日本最初のブティックを開いてから50年を記念し開催され、日本とカルティエの「結び」をテーマに300点以上の展示品を通じてカルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つのストーリーを振り返る、見応え抜群の展覧会です。

 

普段入ることのできない「表慶館」に足を踏み入れると⋯⋯

国の重要文化財に指定されていて、展示がある時のみ入ることのできる「表慶館」。天井が高く、ヨーロピアンな雰囲気の建物で、日本にいることを忘れてしまうような空間でした。

↑数十秒おきに光る束芋のデジタルインスタレーション「flow-wer arrangement」。人が少ない時を狙って写真撮影に成功!(撮影OKなスポットです)

↑高い天井はヨーロッパそのもの! エメラルドに輝くステンドグラスの天窓はまるで宝石のよう

中に進むと、そこには数々の光り輝く展示品が!

中の部屋には数多くのジュエリーや現代アーティストの作品の展示品があり、どれも素敵で全て見て頂きたいのですが⋯⋯

今回は私が心奪われた作品7点をご紹介します。

【Room1】

①  大型の「ポルティコ」ミステリークロック (1927)

神社の鳥居からインスピレーションを受けたミステリークロック。

「ポルティコ」とは、柱列を意味し、100年以上前に日本から影響を受けた作品がカルティエで制作されていたことに驚きました。

ロッククリスタルをベースに、時計の文字盤と針部分にはダイヤモンドが使用されています。

 

②ペア「タイガー」イヤークリップ(1961)

タイガーの模様を、ゴールド、ファンシーインテンスイエローからホワイトのダイヤとオニキスを贅沢に使って表現されており、目元はエメラルドの力強さが特徴的でした。

【Room2】

③ブローチ(1925, altered in 1927)

元々ヘッドオーナメントにセットされていた物を分解し、9個のブローチとペアのイヤーペンダントにリメイクされたそう。落ち着きのあるオニキスが、棘状のデザインにカットされているのが特徴的です。

大粒のダイヤが敷き詰められていて、すべてにピントを合わせるのに苦労しました⋯⋯。

 

【Room3】

④ティアラ(1937)

全面にシトリンが施されているこちらのティアラ。11月生まれの私、生まれて初めてこんなに大きくて美しい11月の誕生石を見ることが出来て歓喜。

 

⑤ティアラ(1937)

オリジナルデザインでは1列だったアクアマリンが、5ヶ月後に顧客の要望により全く同じ種類の石をもう1列追加されたという。1列でも十分な存在感なのにリッチすぎませんか!

 

⑥ネックレス(1928, restored in 1999-2002)

ネックレスとしての大きさと、宝石1つ1つの大きさに圧倒されました。

元々大きな宝石が失われた状態だった物をカルティエコレクションが購入し、復元されたそう。

⑦「スネーク」ネックレス(1968)

会場を後にした時、一番印象に残っていたのがこちらの「スネーク」ネックレスでした。

蛇の特徴的な鱗模様を様々な形にカットされたダイヤモンドで表現されており、そのリアルさは瞬きを忘れるほど。

大きさもネックレスとは思えないほど大きく、まるで本物の蛇が首に巻き付いてるよう!

また、表慶館左側の部屋では、横尾忠則や北野武、村上隆などカルティエ現代美術財団とゆかりのある16名の国内外アーティストの作品が展示されていました。

 

ここでしか買えないオリジナルグッズをレポ

美術展を見終わった後、「思い出作りに」と、ついついチェックしてしまうミュージアムショップ。

ここでしか買えないお土産を詳しくレポートします!

コンパクトなノートには、中に展示されていたブローチの写真が!

ギフトにも喜ばれそう♡

ポスタービジュアルがプリントされたトートバッグは、4種類展開。持ち手が長く、サブバッグとしても活躍するはず。

展覧会でしかお目にかかれないハイジュエリーがクリアファイルとして持ち歩けるなんてお買い得すぎる!とテンションが上がって思わず全種類ゲット。カルティエのものがワンコインで買えるなんて今後ない!

カルティエ ジャパン 50周年記念切手が付いたレターセット¥2,200(税込)。カルティエを象徴する「赤」と「パンテール」の2種類がラインナップ。記念切手(84円切手の5枚綴り)欲しさにこちらもリアルバイしました。

 

今日の1枚

美術館・展覧会お土産コーナーの定番「ポストカード」。新人編集部Nが行く!展覧会潜入レポでは、毎回1枚印象に残ったポストカードをリアルバイして、感想と共にご紹介します♪

ペア「タイガー」イヤークリップのポストカード

「パンテール」など、カルティエの得意とする動物モチーフのジュエリーは、見応え抜群でした。

カラーダイヤがふんだんに施された「タイガー」は、体の色とは対照的なエメラルドの目がカルティエらしい作品だと思いました。

最後に

日本にブティックがオープンして50年が経った今でも、カルティエは日本のレディが憧れるジュエリーメゾン。その揺るがないブランド力の秘密が、この「結 MUSUBI」展に詰まっていました。

現実離れしたハイジュエリーを見ると、あまりの美しさに一瞬日常を忘れられるような気がします。

私はその感情こそが「ジュエリーの持つ力」だと思いました。

〝所有〟することがジュエリーのすすべてではなく、地球が何億年もの歳月をかけて生み出した天然の石を見て、現実離れしたその美しさに魅了され、

また、その美しさを表現した職人たちの技やブランドの探究心に思いはせる、素敵な時を過ごせました。

Information

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話

会期:2024年6月12日〜7月28日
会場:東京国立博物館 表慶館
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)

開館時間:9:30〜17:00(金土〜19:00) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1500円 / 大学生 1200円 / 高校生以下無料

 

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