ピルのちょっとした疑問にお答え!服用に向いている女性って?
美人百花デジタル / 2020年9月21日 20時15分
女性をトータルサポートする美人女医・南真実子先生が、体のお悩みにレスキューする連載企画。
今回は、ピルのちょっとした疑問について、南先生に伺いました。
「ピルのメリットとデメリットを教えてください」(女性27歳)
「ピルには多くのメリットがあると思います。月経痛がラクになりますし、月経量の減少、月経不順の改善、PMSの軽減など、月経にまつわる不快な症状はたいていピルで改善します。避妊の効果も高いですし、女性を主体として避妊ができるのもメリットの一つといえるでしょう。皮膚科でさまざまな治療をしたが改善しなかったニキビの方も、ピルで改善することがあります。また、卵巣癌や子宮体癌、大腸癌のリスクも軽減します。しかし、デメリットがあるのも事実です。最も気を付けないといけないのが、血栓症です。ピルを服用し、血栓症を起こして命を落とした症例も報告されています。子宮頸癌や乳癌のリスクも高くなる可能性があります。ピルは絶対に服用しないといけない薬ではありません。メリット・デメリットを理解し、医師のもとで処方されることをおすすめします」
「どんな女性が、ピルの服用に向いていると思いますか?」(女性25歳)
「月経痛や過多月経、月経不順、PMSなど月経にまつわる不快な症状を自覚されている場合、ピルを服用することで症状を改善できる可能性があります。ピルはニキビの治療にも使用します。皮膚科で色々な薬を試したが改善できなかったケースもピルで改善することがあります。ピルには避妊効果もあるので、妊娠を望まない方にもピルはむいています。しかし、既往歴、家族歴、服用している薬などによって、ピルの服用が好ましくない場合もあるので、まずは医師にご相談下さい」
今後も、さまざまな体のお悩みにお答えいただきます。次の配信もチェックしてくださいね!
教えていただいたのは
大阪美容クリニック理事長 南 真実子(みなみ まみこ)先生
祖父や父が産婦人科医であったことから、自身も大阪医科大学医学部卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に、腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、更なる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。
南先生の大阪美容クリニックはこちらからチェックを!
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
月経痛がまんせず治療へ 低用量ピルや器具装着など合うものを
産経ニュース / 2024年11月21日 8時10分
-
【約8割がピルの服用経験ありと回答】ピルの処方を受けるなら医療機関?オンライン?
PR TIMES / 2024年11月11日 15時15分
-
法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』、マルハニチロ物流へ導入!
@Press / 2024年11月5日 12時15分
-
20代の女性の2人に1人が低用量ピルを服用した経験がある?低用量ピルの服用状況や目的などを調査
PR TIMES / 2024年11月3日 1時15分
-
女性アスリートが悩む『月経』 産婦人科医に聞く コンディショニングを整えるための正しい知識とは?【アナたにプレゼン・テレビ派】
広島テレビ ニュース / 2024年11月2日 8時0分
ランキング
-
1ユニクロ感謝祭「最強アウターが大幅値下げ」「ヒートテックも割安」絶対に買い逃してはいけない5アイテム
日刊SPA! / 2024年11月27日 8時54分
-
2LINEでもXでもInstagramでもない…東大生が「受験生は絶対入れるな」という"バカになるアプリ"の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 16時15分
-
3知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
4とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
5斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください