「低気圧からくる頭痛を何とかしたい!」頭痛を起こしにくくする生活習慣とおすすめ漢方とは?

美人百花デジタル / 2020年11月24日 21時0分

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雨の日や台風などの低気圧が近づいてくると頭痛が起こる方はいるのではないでしょうか。

頭痛には鎮痛剤しか効かないと思っていませんか? 実は漢方薬は頭痛にも使用されることがあるんです。

今回は、低気圧による頭痛の対処法を薬剤師の道川佳苗さんに教えてもらいました。

 

頭痛の原因は?

低気圧による頭痛が起こる理由は、低気圧により血管が拡張して神経が圧迫されるからです。その他にも自律神経の乱れが生じ、体内の水分バランスが乱れることにより頭痛が引き起こされます。

低気圧時に頭痛が起こりやすい人は、漢方でいう「水毒(すいどく)」体質である人が多い傾向があります。水毒とは、体内の水分バランスが乱れた状態で、わかりやすい例でいうと「舌の縁に歯型が付いてギザギザしている」「むくみやすい」などの特徴があります。

頭痛を起こしにくくする生活習慣

生活習慣で心掛けてほしいことは、体を温めることです。冷えると体の水分代謝は悪くなり、むくみやすくなります。具体的には、白湯を飲む、温かい食事を摂る、湯船に浸かるなどを心掛けましょう。

食事の面では、カリウムの豊富な野菜やイモ類を摂るようにしましょう。他にも、しょうがは体を温め、胃腸の調子も整えるため水分バランスを整えるのに適した食材です。お茶や鍋料理などで積極的に取り入れてみましょう。

頭痛に効く漢方薬は?

水分バランスを整えることで頭痛を起こしにくくするものや、痛みや吐き気、冷えにも効果があるものがあります。タイプ別にご紹介します。

●五苓散(ごれいさん)
冷えはなく、悪天候時に頭痛、吐き気あり、口が渇く、多飲だが尿が少ない傾向の人に適しています。二日酔いにも効果があります。
●呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
発作的に起こる頭痛に。冷え性(特に手足)や吐き気を伴う、体力が低下気味の人に適しています。
●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
貧血傾向、月経が乱れがち、冷え性、むくみがちな人に適しています。

頭痛にはさまざまな原因があり、体質を改善することで頭痛を予防することもできます。鎮痛剤が合わない人や胃腸に優しいものをお求めの人にも漢方薬はおすすめです。ご自身のタイプがわからないという方はぜひ、お近くのクリニックやオンライン薬局などで相談してみてくださいね。

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教えてくれたのは…

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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