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「風邪かな?」と思ったら早めに対処して!風邪の引き始めの対策を薬剤師が解説

美人百花デジタル / 2020年12月15日 18時0分

「風邪かな?」と思ったら早めに対処して!風邪の引き始めの対策を薬剤師が解説

最近は朝晩が特に冷えて、寒くなってきましたね。冬は風邪を引きやすい季節です。「風邪かな?」と思ったら早めに対処することが風邪を悪化させずに早めに治すポイント。

そこで今回は、風邪の引き始めの対策について薬剤師の道川佳苗さんに教えてもらいました。

 

風邪の引き始めのサインは?

風邪の引き始めにはさまざまな症状が出ます。

寒気やだるさ、首や肩の凝り、くしゃみ、鼻水、のどの痛みなどが出ることもあります。また、熱っぽいなども風邪の引き始めのサインです。

引き始めのサインを見逃さずに、少しでもあやしいと思ったら休息を心掛けましょう。

また、体質によって風邪の引き始めに出る症状に違いがあります。漢方の考え方では基本的には寒気やだるさがある場合には、体を温め発汗させることによって自然治癒力を引き出して風邪を追い出して治すと考えます。

風邪の引き始めに食べたいもの

体を温め、発汗を促すような食材を摂りましょう。しょうが、ネギ、シナモン、しそなどがおすすめです。

それと同時に体力をつけるために気(エネルギー)を補う食材を摂ることも大切です。米、大豆、じゃがいも、かぼちゃ、やまいも、牛肉、豚肉、鶏肉などがおすすめです。また、消化の良いものの方が胃腸に負担をかけないため、お粥や鍋料理にするとより良いでしょう。

しょうがやネギをたっぷりと入れたお粥や、鶏肉などを加えてお鍋にすると体も温まるのでおすすめです。

風邪におすすめの漢方

風邪の時の漢方薬は体質や風邪の進み具合によって選ばれます。一例をご紹介します。

・葛根湯(かっこんとう):寒気のある風邪によく使われます。首や肩の凝りが伴う場合にも適しています。
・麻黄湯(まおうとう):頭痛、寒気、発熱(通常38℃以上の高熱)、体の節々が痛む場合に適しています。
・桂枝湯(けいしとう):体力が落ちている人で、寒気、微熱、頭痛、汗を少しかいている場合に適しています。

漢方薬を飲む時には、お湯に溶かして飲むと体も温まり効果が高まります。ぜひ試してみてくださいね。

風邪の引き始めには、早い時期に漢方薬を服用することで症状を長引かせずに済むことがあります。ただし、選ぶ時には自分の体質や体力を考慮する必要があるので専門家に相談することをおすすめします。

自分の体質や合う漢方薬を知りたい方は、漢方薬に詳しいクリニックやオンライン薬局などに相談してみてください。

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教えてくれたのは…

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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