「一緒に太陽を作りました」バチェロレッテで一躍話題の画家・杉田陽平さんとトルコランプ作り♡
美人百花デジタル / 2021年3月1日 20時0分
気になるイケメンをピックアップしてデート気分を味わえちゃう連載「#イケメンとデートなう」。今回のゲストは襲撃の結末を迎えた大人気恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で最後の2人まで勝ち残り、一躍話題の人となった画家・杉田陽平(すぎた・ようへい)さん。飾らないひたむきな人柄が愛され、癒やしの存在としてもひときわ声援を集めた彼とワークショップデートを楽しみながら、好きな女性のタイプや恋愛観、番組の裏話などじっくり語っていただきました!
「離れていても想い合える関係が理想」
〝杉ちゃん〟の愛称で親しまれ、番組に参加した男性メンバーからも視聴者からも愛された人たらしな彼とトルコランプ作りの体験デートを妄想♡ 『距離を感じるので〝さん〟いらないです。遠慮なく杉ちゃんって呼んでください!全然馴れ馴れしくていいんで(笑)』と、柔らかな物腰と〝杉ちゃんスマイル〟は癒やしオーラ全開です!
ーー率直に、どんな女性がタイプですか?
不器用な女性が好きです。空回りしてたり、努力してるけど全員にわかってもらえなかったりするタイプの女性。そういう人って『この人はこういうところがすごく素敵で』と、その魅力を僕の言葉で説明したくなるんです。言葉にしたくなるような、唯一無二で替えの利かない、特徴的な女性が好きですね。
ーー言葉選びが素敵なので自分がスペシャルに感じられそう! 付き合うときに連絡や会う頻度などの理想はありますか?
特にこだわりはないですね。ほっといたらあんまりこっちからは連絡しないってだけで、もし相手から毎日連絡が来ても疲れることはないです。会う頻度もそのときの忙しさにもよるけど、週に1〜3回くらいは会えたらいいなって思ってるくらい。相手によって、ちょうどいいハーモニーがあると思うんですよね。そういうのは心の声を聞きながら、お互いがちょうどいい具合を探っていければいいかな。とにかく押し付けるのがあまり得意じゃないので、心の声をお互い聞きながら、ですね。
ーー杉ちゃんが思い描く結婚の理想の形とは?
自由なんだけど、絆が深い関係がいいですね。例えば僕が仕事でニューヨークへ1カ月行ってしまって、相手も仕事が忙しくてどこにいるかもわからず、1〜2カ月に1回しか会えないような状況だとしても、愛し合っていられるような。離れていても想い合っている関係が理想です。そして子供もそんな両親の関係に誇りを持ってるような家庭がいいな。子供に関してはいてもいいし、いなくてもいいんですけどね。相手の希望次第です。
女性に色気を感じるのは〝声色が変わる瞬間〟
『レタッチお願いしますね、なんなら半分だけ成田凌くんにしといてください』と冗談を交えて現場を盛り上げつつも、質問を投げかけるたびに返ってくる杉ちゃんならではの言葉選びと真摯な姿が人柄の良さを物語っていました。
ーー女性に対してキュンとする瞬間は?
普段しっかりした人が、一緒にいるときにふと自堕落な姿を見せるとなんかキュンとします。意識高い系でバリバリ働いてる女性が家にいるときや近くのコンビニへ行くときはダラッとした服装だったり。多分本人は見られたら嫌だろうけど、僕としては自分にしか見せてない部分だと感じるので、安心してくれてるのかなと思って嬉しいです。
ーー無防備な姿がいいんですね。女性のどんなところに〝色気〟を感じますか?
声色が変わるとき。フランクに話してるときは高めのトーンだったとして、真剣になるときに少し声が低くなったりするんですよね、そのときにドキッとするというか、なんだかセクシャリティを感じますね。
ーーなんとも繊細な視点! 女性の好きなファッションはありますか?
今回のオファーを頂いてから美人百花を買って中身を読んだんですけど、『まさかここからオファー受けたの!?俺が?ギャグじゃん!!』『しかも企画がイケメンとデートなう?』ってなりました。勘違いすんなよ俺!バンバンバンってずっと頬殴ってました(笑)。ちなみに載ってたワンピースとか花柄とか、すいません、もうね大好きです!!
ーーわざわざ購入してくださってありがとうございます! ワンピースお好きということはスカート派ですか?
平たく言うと、その人らしい服装をしていたらそれでいいんです。ファッションって、例えばスカートだけを見るわけじゃなくて、トップスとの色合いだったり、髪型だったり、その人の物腰だったりとのバランスが大事。組み合わせによってはパンツスタイルの方が逆にそそるなってこともあるし、スカートでもバランスがちぐはぐだと映えなくて微妙なことも。全体的な雰囲気で見てますね。
今日のデートの感想は「一緒に太陽を作りました」
『毎日が忙しい日曜日』のような感覚で、日常の何気ないことから作品へのインスピレーションを得ていると語る杉ちゃん。コルギなどのマッサージが好きで、よく行く日暮里の韓国マッサージのおばあちゃんたちに大人気なんだとか(笑)。
ーー今日のように一緒に作業ができる体験型のデートはいかがでしたか?
『一緒に太陽を作りました』みたいな感覚でしたね。こういう体験って直接的ないやらしさは一切ないのに、色気を感じます。
ーーその人の感性に触れられるからですか?
そうですね、その人がどんなセンサーを持ってるか、どういう感度をしてるのかがわかりやすい。こういう体験でいろんなことを感じ取れる人っていうのは、感度が高い人じゃないですか。いろんなことへの勘が良かったり、ちっちゃなことでも喜べたりする人だから、何をしても楽しいだろうなって。しかも一緒に作ることで未来まで想像しやすいデートだなと感じました。
ーー確かに相手の感度を探るには向いてますね!
トルコランプって見る角度によって違って万華鏡に似てるから、その人が何を良しとして、どこに幸福感を感じるのか、その人がどんな人なのか、すごくわかりやすい。色に反応するのか、規則正しい並べ方にこだわるのか、それとももっとアバンギャルドな人なのか……。自分との違いも楽しめる。自分に合うか合わないかっていう相性もあるけど、人間として違う部分やそのズレを楽しむことって大事なことだと思うんです。
ーーズレを楽しめるって素敵。ちなみに杉ちゃんのリアルなデートって?
庶民的なので、本当に本当のリアルだと赤提灯のお店をはしご(笑)。それこそ(今日の待ち合わせ場所の)上野とかよく行きますよ。お酒に詳しいわけではないんですけど、お酒の雰囲気が好きで、楽しく飲んでます。
ーー創作意欲が刺激されるようなデートをされるのかと思ってました!
アートは仕事なので仕事以外のときはなるべく忘れたいんです。なので、同業者の方と付き合うこともないですし、デートだったらお仕事を忘れられるような、逆のことをしたいですね。
『バチェロレッテ・ジャパン』で杉ちゃんが得たものとは?
熾烈な人間ドラマが繰り広げられるなか、人も自分も貶めることなく、自分らしさを忘れずに恋愛に向き合い続けた姿勢が〝杉ちゃんフィーバー〟の火種ともいえる『バチェロレッテ・ジャパン』。そんな杉ちゃんの魅力が存分に発揮された番組の裏側について突っ込んでみました!
ーー参加をしようと思ったきっかけは何だったんですか?
何気ないきっかけなんです。彼女に振られて迎えたお正月、姪っ子や甥っ子をあやしてるときに結婚とか子供とか、世間の人たちの何気ない幸福がすごいことだなって改めて感じて。僕は美大生の頃からセミプロのような感じで活動してたので、アートの世界しか知らないんです。アートで世界一になろうと思ったら、犠牲にすることの方が多い。守らなきゃいけないものがあると大きなチャレンジができなくなってしまうので、真剣に人を好きになることや結婚を後回しにしてずっと生きてきたんです。なので36歳になったときに、本気で人を好きになるってどういうことなのかしっかり考えたくなった、というのが動機です。
ーーなるほど。番組参加後、女性に対する見方に変化はありました?
もともと思ってたことではあるんですけど、〝女性ってすごいな〟って改めて感じました。『そんなとこ見てるの!?』って驚くほど見る目があるし、隠そうとすればするほどその部分を想像する力もあるし、勘が鋭いじゃないですか。見栄を張ったりすると『あ、大した男じゃないのね』ってすぐに見抜かれてしまう。特に萌子さんといういつでも本質を見抜くような人と出会えたことで、より女性って強いなって思ったり、守りたいなって思ったり。女性のすごさを考えさせられました。
ーー参加男性の中で〝いい男だな〟と感じるのは誰ですか?
やっぱり黄くんは尊敬しますね、自分と真逆ですから。男性に限らず女性もですけど、自分の枠を理解した上で、そこから自分らしさを拡張しようと飛び越えてくる人が、僕はすごく好きなんです。男性もそういう人が残っていったと思うし。女性でも変化を受け入れつつ、自分のことをちゃんと愛してる人って素敵ですよね。自分のことも好きだし、変わることも受け入れるってちょっと矛盾してるんですけど、いいなって。
ーー今回の恋愛の旅で、杉ちゃんなりに実践していた恋愛テクはありますか?
番組中は萌子さんにデートに呼ばれる回数が多いわけじゃないので、デートが終わったら忘れないようにその日の彼女の服装やメイク、髪型について全部メモしてイラストを描いて、次会ったときとの変化がわかるようにしてました。女性って服装やヘアに絶対に何かしら意味が込められてるじゃないですか。
ーーマメですね!
人生かかってましたからね(笑)。普段なら次会ったときに伝えることができるけど次のチャンスがあるかもわからない制約の多い環境だったので、デートに呼ばれたら前日にそれまでのメモを読み返して『これだけは言おう!』とか『今、彼女はどんなこと考えてるんだろう』とか想像しながらシュミレーションしてましたね。
ーー今後の恋愛に活かされそうですね。
そうですね、番組に参加する前は自分がそんな行動をできるとは知らなかったので、今後誰かと素敵な関係になったときには活かせるんじゃないかな。ネイルしてるとか、髪型変えたとか、こんなことにチャレンジしてるとか、そういう何気ないことを覚えてもらってるとうれしいじゃないですか。逆だったら僕もうれしいので。
ーーうれしいです! 恋愛で学んだことが多い旅だったんですね。
特に参加者の男性から学ぶことは多かったです。僕自身がすごいわけじゃなくて周りの人との響き合いで際立ってる部分が多いので、みんなが輝かせてくれてたと思っていて。捉え方や考え方次第で脇役にもなるし、ひょんなことで主人公にもなれるかもしれないって、価値観が変わりました。この旅に出る前はずっと脇役で、自分は控えめにいるのがいいんだって思ってたので、自己愛が少し芽生えましたよね。
ーーそれまではあまり自己愛はなかったですか?
なかったですね。アート業界でも一般的にも、浮いてるとか変わり者とか、いわゆる不思議くん扱いでした。『まーた杉田くん変なことして!』ってお酒のつまみにされるのが僕!みたいな立ち位置(笑)。でもこうしてフィールドを変えると違うんですよね。自分は変わらなくてもシチュエーション次第で変わるっていう。だから自分にフィットする世界へ逃げることって大事なんです。職場でも合わないなって思ったら自分が活きる職場を探すとかね。
ーー確かに自分が輝ける場所にいた方がいいですよね。では最後に、自分らしく生きたいと願う美人百花読者に向けてメッセージをお願いします!
これからは少数派の時代であり、個人の時代だと思うんです。多数派の意見って力があるんだけど、〝みんなは良いと言わなくても自分だけはこれが素敵だと思う〟という感覚、いわゆる自分だけの価値観がすごい大事な気がします。『この服、みんなが良いって言ってるわけじゃないんだけど、私は可愛いと思うから買うんだ』って勇気がいることじゃないですか。でも僕はそういう眼差しを持った女性と一緒にいたいと思うんですよね。そういう〝自分だけの眼差し〟を持って、心細くてもそれを表現することってこれからのトレンドを作っていくのかなとも思っています。今すぐに強くなれなくても心の中でいつかそうなりたいと願うひとりひとりのおかげで、僕自身も日々勇気をもらって生きているんです。今日は呼んでいただき、ありがとうございました!
杉田陽平(すぎた・ようへい)
1983年10月28日生まれ、三重県出身。2008年に武蔵野美術大学油絵科を卒業。学生時代からプロとしてアート業界で活躍する現代美術家。画材の持つ可能性を最大限活用した作風が評価され、抽象画から具象画など幅広く野心的な作品が話題のアート界の革命児でもある。日本で最も作品入手困難な人気作家の一人。今やアートの枠を飛び越え『ニッポンを変える100人』に選出。
展示情報
『アートフェア東京2021個展』(完全予約制)
待望の杉田さんの”買える最新作”を展示する個展が開催予定。ユーモアいっぱいの明るく、夢のような現代アートを販売〝生活とアートの境目をなくす〟をコンセプトにした空間演出は必見。
開催場所:東京国際フォーラム ブースNO,15 みんなのギャラリー
期間:2021年3月20日〜3月22日
今回デートしたのは…
「トルコモザイクランプ専門店 ZAKUROらんぷ家」
東京都荒川区西日暮里3-15-5
TEL:03-3822-0610
営業時間:平日11:00〜19:00、土日祝11:00〜20:00 不定休
モザイクランプ制作体験
・杉ちゃんが作ったランプはこれ!
トルコモザイクランプとは、トルコの伝統的な金属やガラスの加工技術を使って手作りされた色鮮やかなガラス製ランプ。スタッフさんの指導のもと、さまざまな色の小さなグラスパーツを貼り合わせて、オリジナルのランプを作るワークショップ体験ができます。
制作時間:1時間半〜
参加費:¥5,000〜(教材費、制作費、工費込)
※要予約、受け取りは後日
撮影/オノデラカズオ ヘアメイク/榎田茉季(ROI) 取材・文/池野もも
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