〈今月の幸福美女〉篠原涼子さんがハッピー&ビューティフルな理由

「キュートで色気もあって女として最強！」。そんな読者の熱烈ラブコールを受け、最強愛され女子・篠原涼子さんが登場。女優、妻、母、そして一女性として多彩な顔を抜群のバランスで併せ持ち、年々輝きが増す“篠原式ミラクル”の秘訣。百花女子に伝授してもらいました！

 

■一番大切なのは子供の笑顔子供が笑うと自分が安心する

篠原さんは仕事だけでなくプライベートでも“最強愛され女子”の代表だ。32歳で結婚、2児の母となった今もますます輝きを増しているその姿は“幸せ女子”の象徴でもあるのだが、結婚願望は昔から強かったとか。

「幼少の頃から『絶対、旦那さんと子供が欲しい！』って、自分が子供のくせに思っていました（笑）。お料理を作ってあげるとか、『これを着てね』って旦那さんの服を選ぶとか、いろいろやってあげることが好きだし、ちょっと古風な奥さんに憧れていたのかもしれない。だからこそ、結婚後は仕事との両立で忙しくなることに葛藤するときもあって。一度やるって決めたらやらなきゃいけないって思い込んで、自分で自分を追いつめていた時期もありました。でも、最近はさすがに大人になり、柔軟に考えられるようになったというか。完璧にやろうとこだわりすぎると、かえって周りを振り回してしまうんだなって気づいた。その点ではうちは主人や家族も理解があるので、すごく助かっています」

本当に幸せそうな顔でそう答えてくれた篠原さん。その表情は心から愛し、愛されている人にしか醸し出せない“豊かさ”と“潤い”にあふれており、問答無用で美しい！　その愛され続ける秘訣は何なのだろう？「しっかりと想いを伝えることは大切だと思います。私、家族の前では全然かっこつけないし、すっごくバカ正直なんですよ。正直すぎて『大丈夫？』って不安にさせてしまうこともあるけど、嫌なことやつらいことがあったら、『どうすればいいかな？』って必ず相談する。巻き添えにしちゃうんです（笑）」

この“巻き添えテク”こそ、愛され処世術のひとつ。というのも、今回の取材中、篠原さんは終始、周りを緊張させないようフラットな空気感をまといスタッフ一同すっかり和んでしまったのだが、本人いわくそれも“巻き添え”だと言う。

「私、人の感情が移りやすいんです。相手が焦っていると自分も焦っちゃうし、相手が笑顔になれば自分も笑える。だから、自分が緊張したくないときは周りも緊張させないように、こっちが先に和んで巻き添えにしちゃう。これまでずっとそうやって“巻き添え人生”を生きてきました（笑）」

そもそも、女優の仕事をしている意味は、「人を喜ばせたい」から。「人が喜んでくれることが自分の幸せ」と言い切る。「家族でもスタッフでも、みんなが笑顔になってくれると、自分も笑顔でいられる。その瞬間、幸せを感じるんです。だから、プライベートでも一番、大切にしているのは子供の笑顔。私が家にいなくて寂しい思いをさせてしまう時間が長ければ長いほど、一緒にいるときは愛情を注ぐように努力しているし、それをやっていると自分が安心できる。これも一種の巻き添えなんですけど（笑）、子供が笑ってくれれば私自身が『大丈夫！』って思えるんですよね」

 

本誌11月号「幸福美女図鑑」では、こんなに可愛くて、こんなに色っぽくて、こんなに奥の深い“愛され女子”篠原涼子さんのインタビューを掲載しています。ぜひチェックしてみてください。

（C）美人百花

【PROFILE】
しのはら りょうこ。
1973年生まれ。
『anego［アネゴ］』『アンフェア』『ハケンの品格』『ラスト♡シンデレラ』など、多くの大ヒットドラマでさまざまなタイプのヒロインを熱演し、トップ女優に。この秋、ドラマ『民衆の敵～世の中、おかしくないですか!?～』では、月9ドラマ初の主演を務める。

・『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?～』

（C）美人百花

政治にまったく興味がなかったフツーの主婦の佐藤智子（篠原涼子）が、ある日、子供の幸せのために市議会議員選挙へ出馬し、まさかの当選。市政や社会の悪と対決する、かっこよくて熱い新米議員の奮闘ぶりに注目！

10月16日より、フジテレビ系にて
毎週月曜日夜9時放送
出演：篠原涼子、石田ゆり子、高橋一生他

撮影／田中和子（CAPS）　スタイリング／黒澤彰乃　ヘアメイク／岡野瑞恵　取材・文／若松正子