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ヤマハ「テネレ700」「YMR-08」レッド・ドット・アワード獲得 9年連続で受賞

バイクのニュース / 2020年4月1日 15時0分

ヤマハはドイツ、エッセンのノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンターが主催する「レッド・ドット・デザイン賞」でプロダクトデザイン賞を受賞しました。

■9年連続受賞のヤマハ製品

 ヤマハはのアドベンチャーモデル「Ténéré (テネレ)700」と産業用ドローン「YMR-08」は、世界的に権威あるデザイン賞「レッド・ドット・アワード」のプロダクトデザイン2020を受賞しました。ヤマハ製品のレッド・ドット・アワードの受賞は2012年から9年連続となります。

 テネレ700は、世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980から90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Ténéré」ブランドを継承したアドベンチャーツアラーです。

 689ccの水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載したテネレ700は、乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランス。

「Exciting Adventure Ténéré」のデザインコンセプトの下、特徴的なヘッドライトやタンクに、3分割シールドを織り込んだハイフェイスは、アドベンチャースピリットを表現しています。なお、テネレ700は、ドイツのデザイン賞「iFデザインアワード」に続く受賞となります。

 また、テネレと同じくアワードを受賞した「YMR-08」は、「1フライトで1ヘクタールのほ場を15分で散布※する」ことをコンセプトに開発した、病害虫防除などを主目的とする産業用マルチローター(通称ドローン)です。

「レッド・ドット・アワード」のプロダクトデザイン2020を受賞したヤマハ「YMR-08」

 都市近郊や小規模農業のニーズに応え、軽量カーボンボディやエンジンに比べて静音性の高い電動モーターなどを採用。散布作業者や農業家の要望を満たす機能美を徹底追求し、洗練された躍動感あふれるデザインとしました。「YMR-08」はテネレと同様、「グッドデザイン賞2018」に続く受賞となっています。

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