平成23年『TIGER & BUNNY』 放送時期に発売されたバイクたち
バイクのニュース / 2020年4月2日 19時0分
女性を中心に人気を集めたサンライズ制作のアニメ「TIGER & BUNNY」。劇中にも主人公たちの専用バイクが登場しましたが、当時現実世界で発売されていたバイクにはどんなものがあるのでしょうか。
■高レベルの走行性能や使いやすさをあわせもつモデルたち
TIGER & BUNNYは、2011年にテレビ放映された、サンライズ制作のアニメ作品です。
アメリカの漫画「アメコミ」調の色遣いやキャラクター、過去に描かれた未来都市のような個性的なビジュアルから、独特の「ヒーローアニメ」として注目されました。
主人公「ワイルドタイガー」こと「鏑木・T・虎徹」と、その相棒となる「バニー」こと「バーナビー・ブルックスJr」、そして彼らを取り巻くヒーローや家族を取り巻く丁寧な描写から、根強い人気を誇っています。
男性キャラクターの関係や魅力がピックアップされることも多く、彼らが過去に経験したこと、家庭環境など、一言では語りつくせない背景を描くファンによる数多のストーリーも、本作の人気となっています。
アニメ放映時に現実世界ではどのようなバイクが発売されていたのでしょうか。今回は5車種をピックアップして紹介します。
●スズキ「GSR250」(2012年発売)
スズキ「GSR250」は、「TIGER & BUNNY」放送の翌年である2012年に発売されたバイクです。
同社の人気モデル「ハヤブサ」のネイキッドモデル「B-KING」のイメージを受け継ぐモデルとして発表され、2012年から2017年まで発売されました。
搭載された新設計248cc2気筒エンジンは、ロングストロークのエンジンのため低回転域のトルクに富み、シチュエーションを選ばない自由度の高さから、初心者を中心に愛されたと言われています。
●ホンダ「CBR250R」(2011年発売)
ホンダ「CBR250R」(2011年発売)
ホンダ「CBR250R」は、TIGER & BUNNYが放映された2011年から、2017年までの6年間にわたり発売されたバイクです。
1980年代後半から1990年代前半のレーサーレプリカブームにかけては、同名バイクが発売されていました。それらのバイクと区別するため、このモデルは型式名である「MC41型」と呼ばれることもあります。レプリカブーム時に発売されていたバイクも、「MC17型」「MC21型」と呼ばれ、走る楽しさを持つという特徴は共通しています。
●ホンダ「INTEGRA」(2012年発売)
ホンダ「INTEGRA」(2012年発売)
ホンダ「INTEGRA(インテグラ)」は、TIGER & BUNNYがテレビ放映されていた翌年の2012年に発売されたバイクです。
モーターサイクルの新しい形を提案する「ニューミッドコンセプト」にもとづいて登場しました。その開発コンセプトは「SCOOTING MOTORCYCLE」というもので、走る楽しさと快適性を高い次元で両立させるものとなっています。兄弟車である「NC700S」や「NC700X」と比較して、「DCT」や「ABS」が標準装備されているのが大きな特徴です。
●ヤマハ「YZF-R25」(2014年発売)
ヤマハ「YZF-R25」(2014年発売)
ヤマハ「YZF-R25」は、TIGER & BUNNYがテレビ放映から3年後の2014年に発売されたバイクです。このバイクは2014年に発売され、2019年からはマイナーチェンジ版が発売されています。
250ccクラスのフルカウルバイクに注目が集まる中、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトとして登場しました。搭載されたのは直列2気筒のDOHC4バルブエンジン。最高出力は36psで、低速域での使いやすさと高回転域の吹け上がりのよさを両立させています。
●ヤマハ「WR250X」(2007年発売)
ヤマハ「WR250X」(2007年発売)
ヤマハ「WE250X」は、TIGER & BUNNY放映から4年遡った2007年に発売されたバイクです。
「オン・オフカテゴリーのYZF-R1の具現化」というコンセプトで開発され。オンロードとオフロードが混在しているコースを走行できるモデルです。
新開発の水冷単気筒・DOHC4バルブエンジンはチタン製の吸気バルブをもち、レスポンスと高回転までの吹け上がりに優れています。また、ラジアルタイヤの採用や新設計のフレームなど随所にこだわりをもっており、スーパーモタードのレースにおける高レベルの走りと舗装路での軽快な走りを両立させています。
※ ※ ※
TIGER & BUNNYの劇中では「バニー」と「ワイルドタイガー」が乗る「ダブルチェイサー」という架空のマシンが登場しましたが、現実世界でも魅力的なバイクが多数登場していました。
一昔前には「近未来的」とされたようなバイクも発売されており、アニメと現実の境目はどんどん近づいているのかもしれません。
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