平成元年(1989年)『ドラゴンボールZ』放送時に発売されたバイクたち
バイクのニュース / 2020年4月5日 13時0分
「ドラゴンボールZ」は、国民的アニメとしてあまりにも有名な作品です。この放送が始まった頃に発売されたバイクには、どのようなモデルがあるのでしょうか。国内メーカー各社から発売されたモデルをピックアップして紹介します。
■ネイキッドモデルの先駆けからブームのレーサーレプリカまで!
影山ヒロノブさんが歌う「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が印象的な、「ドラゴンボールZ」は、平成元年である1989~1996年まで、約7年間にわたって放送されました。
また、2003年にプレイステーション2のゲームソフトとして発売された「ドラゴンボールZ」は、当時の小学生・中学生・高校生を夢中にさせたました。リメイク作品となったゲーム「ドラゴンボールZ KAKAROT」は海外でも人気を博し、バンダイナムコエンターテイメントによれば、2020年に全世界類型販売本数200万本を達成したともされています。
圧倒的な人気を誇った「ドラゴンボールZ」ですが、アニメにするには話数が足りず、原作漫画にアニメが「追いついてしまう」という現象もありました。その際に原作漫画の下書きをベースにしつつ、アニメオリジナルのストーリーが展開されるなど、あらゆる意味で話題に事欠かない作品でした。
波乱万丈の「ドラゴンボールZ」ですが、放映が始まった平成元年には、どんなバイクが発売されていたのでしょうか。国内のメーカーから発売されたモデルをピックアップして紹介します。
●カワサキ「ゼファー400」(1989年発売)
カワサキには、ドラゴンボールZ放送と同年に発売されたバイクが複数あります。そのうちの1台が「ゼファー400」でした。
7年後の1996年に発売された、同社の「ゼファーχ(カイ)」と区別するため、「ゼファー400」と呼ばれることもあるとされています。
レーサーレプリカブーム全盛期のなか、カウルを持たないレトロなスタイルで登場しましたが、あえて「フルカウルでない選択肢」を求める人を中心に、爆発的な売れ行きを見せました。
ゼファー400は、二輪車市場の撤退もささやかれていた川崎重工業の大きな収益源のひとつとなり、後継のゼファーχ(カイ)も含めると2009年までの長期にわたるロングセラーモデルとして君臨していました。
●カワサキ「ZXR750」(1989年発売)
カワサキ「ZXR750」(1989年発売)
もう1台が、「ZXR750」です。
排気量の大きな750ccクラスで、カワサキ初のレーサーレプリカという記念すべきバイクとして登場しました。エンジンは、同社の750ccバイクである「GPX750R」をベースとし、部品の形状を変更してレスポンスを向上させています。
またアルミスタビライザーなど、ノーマルのままでもレースに使用できる潜在的なポテンシャルの高さを誇っています。
●ホンダ「CB-1」(1989年発売)
ホンダ「CB-1」
ホンダ「CB-1」は、ドラゴンボールZが放送開始となった平成元年(1989年)に発売されました。
このバイクが発売された時代は、レーサーレプリカと呼ばれるモデルが主流でした。そんななか、CB-1は「快適なストリートバイク」として登場したバイクでした。
搭載されたエンジンは、シリンダーヘッドを新設計した399ccの直列4気筒DOHC。とても扱いやすいエンジン特性に仕上がっています。また、カウルのないメカニカルな外観も大きな特徴です。
●スズキ「GSX-R250R」(1989年発売)
スズキ「GSX-R250R」
スズキからも、ドラゴンボールZの放送と同時に発売されたバイクがあります。それが、「GSX-R250R」でした。
「GSX-R250R」は、1987年に発売された同社のバイクである「GSX-R250」の発展型として登場しました。248ccの水冷4気筒DOHCエンジンを搭載しており、当時の規制値上限であった45psの出力を誇っています。空力特性に優れた形状のカウルを採用し、GSX-R250の面影を残すスタイリングとなっています。
また、アルミツインチューブのダイヤモンド式フレームを採用して剛性を高めており、こだわった作りになっています。
※ ※ ※
ドラゴンボールZの放送が始まった平成元年(1989年)頃は、バブル景気とともに始まったバイクブームが全盛期を迎えていました。特にレーサーレプリカモデルが大流行でしたが、ネイキッドモデルという新しい流れもこの頃始まっています。
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