ヤマハ「TMAX」が新型となって登場 「TMAX560 TECH MAX ABS」「TMAX560 ABS」2020年5月8日発売
バイクのニュース / 2020年4月8日 13時26分
ヤマハはオートマチックスポーツ「TMAX」シリーズの最新型、「TMAX560 TECH MAX ABS」と「TMAX560 ABS」を2020年5月8日より発売します。
■エンジンもスタイリングも刷新された「TMAX」シリーズの2020年型
ヤマハのオートマチックスポーツ「TMAX」シリーズが、新設計の排気量561cc水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、「TMAX560 TECH MAX ABS」および「TMAX560 ABS」となって2020年5月8日より発売されます。
2001年に登場した初代「TMAX」は、大型スクーターの利便性や快適性に加え、スポーツバイクさながらの走行性能を備えて登場し、欧州を中心にシェアを拡大していったモデルです。
当初500ccだった排気量は2013年に530ccへ拡大、2017年には「YCC-T」と呼ばれる電子制御スロットルが採用され、トラクションコントロールやエンジンモードなどを装備し、大きくモデルチェンジしました。
2020年型となった「TMAX560」シリーズは、「TMAX530」シリーズの後継モデルとして「Sophisticated MAX」をコンセプトに開発され、環境規制への対応とスポーティかつ低振動の走りを両立し、外装変更によりデザイン性と快適性も向上させています。
排気量を561ccへ拡大したエンジンは、従来型をベースにサイズを変更することなく吸排気系や動弁系を見直し、体積効率を高めることで中高速域からの加速特性を向上させ、高速道路での余裕のあるパワフルな走りを実現しています。
セッティングの最適化により快適性を高めたサスペンションは、フロントに41mm径インナーチューブの倒立式、リアにリンク式モノクロスサスペンションを採用し、路面追従性、ハンドリング性能を高め、快適なスポーツ走行に貢献するものとしています。
外観では、フロントウインカーにコンパクトなLEDを新採用し、「MAX」シリーズのアイコンである通称「ブーメラン」と呼ばれるサイドカバーやリアサイドカバーの形状を刷新、スポーティなイメージとともに足着き性とライダーおよびパッセンジャーの快適性を向上させ、「T」をモチーフにした新デザインのテール&ストップランプを採用することでシャープかつアイコニックなリアビューなどを特徴としています。
「TMAX560 TECH MAX ABS」は、「TMAX560 ABS」をベースにクルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップウォーマー、シートヒーター、調整機能付きリアサスペンションなどを搭載し、快適性を高めた上級モデルです。
価格(消費税10%込み)は「TMAX560 ABS」が127万6000円、「TMAX560 TECH MAX ABS」が141万9000円です。国内年間販売計画は300台です。
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