ヴィンテージ・ベスパのイメージをパーソナルモビリティに進化させた「Z-Scooter」とは!?
バイクのニュース / 2020年4月10日 9時0分
正面からはヴィンテージ・ベスパに見えるBel&belの「Z-Scooter」は、ヴィンテージスクーターと最新技術が融合した新たなパーソナルモビリティです。
■キュートな見た目に仕上がっているZ-Scooterとは?
Z-Scooterは、正面から見るとベスパのプリマベーラのように見えますが、スクーターではありません。ヴィンテージスクーターとセグウェイを組み合わせたようなZ-Scooterは、スタイルと技術の融合で、奇抜でありながらも愛着のある見た目がキュートな一台に仕上がっています。Z-Scooter を手掛けたBel&belは、スペイン・バルセロナに本拠地があるデザインスタジオです。
1945年にベスパのプロトタイプ「Vespa Paperino」を生み出したコラディーノ・ダスカニオの作品からインスピレーションを得たZ-Scooterは、スクーターの美しい造形に敬意を表しています。このマシンは、時代を超越したイタリアのクラシックにも見えるかもしれませんが、イタリアのものではありません。
レクリエーション用に作られたZ-Scooterは、時速20km/hで、1回の充電で約35km走行可能です。Z-Scooterには、セグウェイのようなオートバランス機能が付属しています。
動力には、中国の携帯メーカーXiaomi(シャオミ)が開発した2輪パーソナルモビリティ技術 NineBot Hoverboardを採用しています。
Bel&belのデザイナーたちは、「あなたの交通手段を笑顔にしてください。自由になりましょう! この製品が、これまで交通手段として考えたこともなかった一般の人々に電動自走式スクーターが浸透すると信じています。私達は本当にそれを必要としていた分野に新たな風を送り続けます」と語っています。
ピアッジオ美術館に寄贈されたBel&belのスクーターチェア
また、Z-Scooter をデザインしたBel&belでは、スクーターチェアのデザインも手掛けています。スクーターチェアの最初のモデル「BV12」を感謝の気持ちを示す方法としてベスパの博物館に寄贈しています。博物館では、この椅子を非常に高く評価し、常設コレクションの一部として展示することになったようです。
実際にベスパコレクターシリーズが数十台展示されているスペースに、中央通路に椅子は展示されています。ベスパファンであれば、ピアッジオ美術館に赴き、中央通路をチェックしてみるのも良いかも知れません。
■Z-Scooter諸元
車体重量:30kg
車幅:60cm
高速充電: 3-4時間
最大荷重:100kg
最高速度:20km/h
バッテリー:55V/670Wh
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