1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

カワサキの大型二輪車用過給エンジン「科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門」を受賞!

バイクのニュース / 2020年4月16日 12時0分

川崎重工の技術者が、「高出力低燃費を実現した大型二輪車用過給エンジンの開発」の業績において、「令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門」を受賞しました。どのような賞なのでしょうか。

■カワサキ独自の過給エンジン

 川崎重工(以下:カワサキ)の技術者は、「高出力低燃費を実現した大型二輪車用過給エンジンの開発」の業績において、「令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門」を受賞しました。

 カワサキが受賞した同表彰は、文部科学省が日本の科学技術の水準の向上に寄与することを目的に、科学技術分野において顕著な成果をおさめ、現に利活用されている研究開発を行った個人またはグループに対し、その功績を讃えるものです。

 今回、受賞した技術は、Ninja H2R/Ninja H2/Ninja H2 SX/Z H2などの大型モデルに採用されているもので、カワサキのガスタービンやガスエンジン、航空機など、様々な部門の技術を結集し、過給機とエンジン本体を自社で同時開発したものです。

 その結果として二輪車のエンジンに求められる、軽量、コンパクト、俊敏な応答を実現しながら、高出力、低燃費を実現した点が高く評価されました。

 受賞に際し、モーターサイクル&エンジンカンパニー技術本部開発部第一課 市聡顕課長は次のようにコメントしています。

「このたび、たいへん名誉ある賞を頂き光栄に思います。今回の受賞は開発に関係した全員で頂いたものと感じています。この表彰を機にさらなる技術の研鑽につとめ、多様化するお客様のご要望にこたえ、地球環境の未来に貢献するモーターサイクルの開発を推進していきます」。

■受賞概要

表彰名: 令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門
業績名: 高出力低燃費を実現した大型二輪車用過給エンジンの開発
受賞者: 市聡顕 モーターサイクル&エンジンカンパニー技術本部開発部第一課長
     渡部寛之 モーターサイクル&エンジンカンパニー技術本部第一設計部第二課長
     有馬一樹 モーターサイクル&エンジンカンパニー技術本部第一実験部第一課
     齋藤将仁 本社技術開発本部技術研究所熱システム研究部研究一課長
     田中一雄 本社技術開発本部技術研究所熱システム研究部研究三課長

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください