イタリア「MVアグスタ」 フェーズ2のロックダウン緩和に向けて準備万端
バイクのニュース / 2020年4月26日 13時0分
新型コロナウイルスの感染被害が深刻なイタリアに拠点を置くMVアグスタは、イタリア国内のロックダウン緩和に向けた準備状況について次のように発表しました。
■生産台数増加に向け準備万全のMVアグスタ
3月26日に生産活動を一時停止すると発表したイタリアのMVアグスタは、ロックダウン緩和にむけ、徐々に通常の業務に戻る準備ができつつあると公表しました。
MVアグスタは、全面的なロックダウンが発表される前から安全を向上するために必要なステップをすでに踏んでおり、内部手順を再設計し、最大限の安全性で生産とオフィスワークを継続するための対策を実施していました。
ヴァレーゼMVアグスタ本社と工場では、新型コロナウイルス対策として、敷地内に入るすべての人員と訪問者の体温チェック、フェイスマスク、手袋の着用や除菌、ソーシャルディスタンスを保つための工場ラインとオフィススペースなどが実施されるようです。
また、同メーカーは新型コロナウイルスが広まる以前から、向こう5年間で生産台数を年間5000台から2万5000台に引き上げると計画していましたが、その産業計画も順調に進められていると明かしています。
今回の発表に際し、MVアグスタのCEO、Timur Sardarov氏は次のようにコメントしています。
「私たちは変化を受け入れ、私たちの産業と地域社会の新しい未来を築くために持っているすべてのものを提供しなければなりません。社会のあらゆる側面において、全く新しいパラメーターに対処しなければならないことが事実であるならば、私たちは自分たちの可能性を信じることを恐れてはなりません。
私たちはこの挑戦に挑む準備ができています。私たちは今もなお、世界で最も美しく最高のバイクを作っています。私たちはすでに、産業計画で当初設定したように、新しいオーディエンスに手を伸ばし、新しい市場に参入するために必要な投資を行っています。さらに、当社の伝統的な生産における超高級品の位置づけは、他の柔軟性の低いセグメントに比べれば、苦境に陥る可能性は低いかもしれません。
また、二輪車は個人の移動性の真髄であり、自由の象徴であり、大量輸送に代わる自然で機敏な代替手段であると定義されています。これが、この困難な時代に自信を持てるもう一つの理由です」。
※ ※ ※
なお、MVアグスタ本社の広報担当によると、「イタリア政府は2020年5月4日に再開するとしていますが、もし何も変化がなければ、私たちは会社を開始することを許可されますが、政府からの正式な連絡を受ける必要があります」といいます。
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