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ヒーローになれる! ホンダ 「ADV150」は、子どもの頃の夢を叶えてくれる特別な1台

バイクのニュース / 2020年5月17日 11時0分

アドベンチャー+スクーターという、高い走破性と実用性を兼ね備えた不思議なモデル、ホンダ「ADV150」に試乗しました。

■乗ることを純粋に楽しめる1台!

 走行シーンに応じて高さを2段階に調整できる大きなスクリーンや、高めに設定された車高、ブロックパターンのチューブレスタイヤなど、走破性の高さを感じさせるアドベンチャーなデザインに、フルフェイスヘルメット1個を余裕で収納できる27リッターのラゲッジボックスなど、オフロードバイクの走りとスクーターの実用性を高い次元で融合させた新ジャンルのシティーアドベンチャー、ホンダ「ADV150」は、いったいどんなバイクなのでしょうか。

 アドベンチャー的なビジュアルではあるものの、所詮は150ccのスクーター。原付バイクのちょっと大きい版でしょ?

 正直なところ、あまり期待をすることなくADVに試乗した私(先川 知香)でしたが、まず驚いたのが、その走り出しの加速感と取り回しの軽さでした。

 そして、ボディが大型化された小排気量モデルに多い、軽量モデルゆえの走行中の不安定感も、一切感じることはありません。

 それどころか、多少のアクシデントなら自力で持ち直せると思わせるほどの扱いやすさが操作への自信につながり、文字通り「思い通りに」走ってくれるバイクとの一体感が快適で、いつまでも乗っていられる印象です。

メカニカルなメーター類の演出で走る前からワクワク感が止まらない!

 魅力的なのは、走りだけではありません。最近のビックスクーター系では、もうあまり珍しくはないのかもしれませんが、ホンダ スマートキーシステム初体験の私には、ライダーがキーを持ってさえいれば、ほとんどの機能が使えてしまう、このシステムの未来感にも感動。

 クルマでは、ほぼ当たり前になっている「スマートキー」ですが、バイクで使ってみると、少しの違和感とテンションの高揚を感じます。

 キーをポケットに入れたまま、イグニッションをオンにして、エンジンをスタートさせる。「あれ? どうせイグニッションスイッチをひねるなら、鍵を差し込んで回しても動作的には同じなんじゃ……」。

 そんな大人になってしまった私の冷静な心のなかに少しだけ残った純粋な気持ち、「中二病のココロ」が騒ぎ出し、メーター類のメカニカルな演出の効果も相まって、発進する前からワクワク感が溢れます。

「カッコいい!!!」

 アドベンチャーのようなビジュアルに、宇宙船を連想させるマットメテオライトブラウンメタリックの大型ボディ、足つきや全体的なサイズ感、取り回しの良さなど、すべてを含め、子供のころに憧れた、バットマンの乗り物「バットモービル」にでも乗っているかのような特別感を楽しめます。

中二病特有のアドレナリンが出ている間はシートの固さも克服できます

 敢えて残念なポイントを挙げてみると、シートが硬くて長時間乗っているとお尻が痛い! という点なのですが、それも中二病特有のアドレナリンが出ている間はカバーできるレベルなので、まったく問題無し。
 
 子供の時に、オモチャを買ってもらって大はしゃぎした、あの純粋な気持ちが蘇ってくるような、心の底から乗ることや操作することだけを楽しめるモデルです。
  
 しかも、150ccなので高速道路も走行可能! 自動車保険に付帯する、ファミリーバイク特約がギリギリ対象外となってしまう排気量のため、自動車保険に加入していても、別に二輪車用の任意保険に加入する必要が出てきてしまう点が、所有するとなると悩みどころではありますが、ATバイクを気軽に楽しみたいなら、かなりおススメの1台! ADV150の価格(消費税込)は、45万1000円です。

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