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ホンダの新型「CT125・ハンターカブ」を写真で詳しく解説!

バイクのニュース / 2020年5月19日 11時0分

スーパーカブの派生モデルCTシリーズは、ハンターカブの愛称で長く親しまれています。1961年に「CA100T トレール50」が誕生して以来、国内でも「CT110(1981)」が発売されるなど根強い人気を誇っています。

■長い歴史を持つハンターカブの魅力とは

 2020年6月26日に発売されるホンダの新型「CT125・ハンターカブ」は、スーパーカブシリーズの魅力である普段使いの気軽さに加えて、ハンターカブに共通したアウトドアレジャーを意識した機能的でタフなイメージと、現代の生活スタイルとの調和を図った独自の存在感を主張するデザインで街地からアウトドアまで幅広く楽しめます。

 1958年に誕生したスーパーカブシリーズは、2018年に60周年を迎え、ホンダは初代スーパーカブ C100のスタイリングモチーフと現代のパーソナルコミューターに求められる上質感を備えたスーパーカブC125をグローバルモデルとして発売しました。

 1961年には、北米市場からの要望に応えるべく、市街地での移動手段にとどまらず、山間部での狩猟や広大な農園管理といった実用領域から、釣やキャンプなど余暇の楽しみを広げる趣味領域までを視野に開発された、スーパーカブの派生モデル「CA100T トレール50」が誕生します。国内でも同様のコンセプトを持つ「ホンダ ハンターカブ」の販売を開始し、大型リアキャリアやアップマフラーを装備するなど、積載性や登坂性能に優れ、不整地での走行に配慮した機構を備えたレジャーモデルとして展開されます。

ホンダ・CT50(1968)

 1964年には、北米市場に初めて『CT』の名を冠した「CT200 トレール90」が登場します。国内には1968年、二輪車で初めてとなる副変速機(スーパートルク)を 採用した「ホンダ CT50」を、1981年には、雄大な自然のなかをゆったりとツーリングする“トレッキングバイク”の入門モデル 「ホンダ CT110」が発売され、以後ハンターカブの愛称で親しまれます。

ホンダ・CT110(1981)

 CT110は、総排気量105cc、4サイクル単気筒7.6PSの実績ある水平型エンジンを搭載し、ハンターカブの特徴でもあるスキッドプレート、アップマフラー、大型リアキャリア、そして大型タンクなどを装備していました。

 新型「CT125・ハンターカブ」の国内年間販売計画台数は8000台、価格は44万円(税込)です。

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