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ドゥカティが計7機種の電動スクーター&自転車を発売

バイクのニュース / 2020年5月24日 13時0分

バッテリーを動力源とする二輪車がいよいよ身近な存在になってきました。ドゥカティ は、2018年のEICMAにおいて電動アシスト付きMTB『MIG-RR』を発表し、現在は展開する車種を増やしています。

■ドゥカティ製電動モビリティの国内導入はあるのか!?

 2019年シーズンから電動バイクを使ったMotoE世界選手権が、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)によって開催され、ハーレーダビッドソンからも『LiveWire(ライブワイヤー)』と呼ばれる電動バイクが発表されるなど、バッテリーを動力源とするマシンが少しずつ身近になってきている。

 そんな状況の中、すでに電動アシストMTBの『MIG-RR』で成功を収め、昨年10月後半にもオーリンズ製サスペンション、カーボン製ホイール、電子制御式ギアボックスを装備した50台限定の『MIG-RR リミテッド・エディション』、“楽しい走りを実現したいすべての人”のためにデザインされた『MIG-S』、一流のコンポーネントを備えた“トレッキング”バージョンの『E-Scrambler』の3機種を発表したドゥカティが、新たな製品をいくつか準備しているというニュースがイタリア現地メディアから入ってきた。

 今回準備されているのは、4種類の電動スクーターと3種類の折りたたみ式電動アシスト自転車の計7機種で、『Ducati』『Ducati Corse』『Scrambler』の3シリーズに振り分けられる。“スタイルとオリジナリティーを大切にし、街を動き回りたい人”を対象として、同じくイタリアに本拠地を置くMTディストリビューション社と連携して設計は進められており、デザインに関しては、初代フォルクスワーゲン・ゴルフや初代フィアット・パンダなどのデザインで知られる巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが設立したイタルデザインの協力を得ているそうだ。ちなみにジウジアーロ本人は、1974年~1975年に販売されたドゥカティ860GTのデザインに携わったこともある(必ずしも商業的には成功しなかったが…)。

キックボードタイプの電動スクーター『Cross-E』と『Pro II』

 立って乗るキックボードタイプの電動スクーターには、出力250Wから500Wのモーターが搭載され、『Cross-E』と『Pro II』と名付けられる2機種は、それぞれ2020年の6月20日と7月6日に発売と現地イタリアでは報道されている。

『Scrambler』シリーズの『Cross-E』は、ポケバイと同様の6.5インチホイールに110/50サイズのパンク防止チューブレスタイヤを装着。フレームも頑丈に作られ、荒れた路面でも強さを発揮するという。500Wモーターと375Whのバッテリーにより最速30~35km/hで走行し、15km/hのペースを維持するこもと可能とのことだ。3種類のライディングモードを含む機能は、ハンドル上部に備えられた3.5インチのLCDディスプレイを通じて操作する。

『Ducati』シリーズの『Pro II』は、350Wモーターと280Whのバッテリーを積み、最速25~30km/hの走りを実現。制動装置は、両機種ともダブルブレーキ(フロント:電動 リア:ディスク)を装備する。

 折りたたみ自転車については、まだ詳細がわかっていないが、バッテリーは完全にフレームに隠され、“革新的なデザイン”になるとしている。トワイライトセンサーによって作動するライトとリアライトも取り付けられ、当然だが、安全性にも注意が払われている。

2019EICMAで公開された『E-Scrambler』

 ドゥカティジャパンに問い合わせたところ、現在のところ、日本国内での発売予定は無いとのことだが、新型コロナウイルスの影響を受けて“新しい生活様式”が求められ、満員電車に代わる都市での移動手段が求められている現在だけに国内でも導入を求める声が高まりそうだ。

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