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凛ちゃんだけが間違えた!? 栃木県『安住神社』は漫画『ばくおん!!』に登場するバイク神社

バイクのニュース / 2020年5月26日 13時0分

全国に複数箇所ある“バイク神社”は、多くのライダーが訪れ、交通安全やツーリングの無事をお祈りする人気スポットです。そんなバイク神社の元祖とは、一体どこなのでしょうか?

■バイク神社の元祖、凜ちゃんは間違えてなかった?

 全国に複数箇所ある“バイク神社”は、多くのライダーが訪れ、交通安全やツーリングの無事をお祈りする人気スポットです。そんなバイク神社の元祖とは、一体どこなのでしょうか?

 漫画『ばくおん!!』にも登場する栃木県の安住(やすずみ)神社は、バイク神社認定第一号と言われています。作中では「栃木県のバイク神社にみんなで行こう」という流れで、なぜか鈴乃木凛ちゃんだけがこの安住神社に行ってしまいました(羽音ちゃん達は『大前神社』へ)。

 元々は安産を祈願する神社としても親しまれている安住神社(栃木県塩谷郡高根沢町大字上高根沢2313)ですが、おりもとみまな先生の人気漫画『ばくおん!!』の48話に登場した「安全神社」こと安住神社は、ライダー達の聖地巡礼スポットでもあります。全国オートバイ協同組合連合会によるバイク神社認定第一号として、ここが元祖とされています。

 大きな鳥居の近くには「車・バイクおはらい所」の案内や、BMWモトラッドやドゥカティディーラーの看板などもあり、まさにバイクスポットという感じ。もちろん神社の歴史は古く、平安初期・西暦899年建立、厄除けの神様として信仰されてきました。「安住」という名称は、「安らかなる住まい」という意味だそうです。

鳥居をくぐると、神社ならではの厳かな雰囲気であることに変わりはない

 末社には菅原道眞公が祀られている「天満宮(学業成就など)」「生子(子授け)」神社などがありますが、「中筒男尊(なかつつのおのみこと)」という交通安全の神様も祀られており、ライダーでもある神職さんが「バイク神社」としてPRしたのが、ことの始まりです。静岡県浜松市の『大歳神社』もそうですが、やはりきっかけは神職さんがバイク乗りであることが多いようですね。

 境内のバイクの看板がとても目立つので、ライダーは迷うことなくお参りできると思います。2020年の1月12日には「第5回安住神社 初詣MTG」が開催されるなど、多くのライダーに親しまれています。

 膨大な量の記念写真が貼られている一角には、BMWモトラッドなどの提灯も見えます。休日になると数百台のバイクが訪れることもあるのだとか。可愛らしいお守りも人気ですが、巫女さんとの記念写真に加え、缶コーヒーのおもてなしを受けたりと、ライダーにとっては心温まるパワースポットとなっているようです。

 バイクで30分ほど移動した所に、こちらも『ばくおん!!』で描かれたバイク神社『大前神社』があります。作中では連絡の行き違いで、凛ちゃんだけが安住神社へ、羽音ちゃん達は大前神社へ行ったのでした。

境内にはバイク乗りをモチーフにした“顔ハメ看板”が置かれている

 本田技研工業もご近所の安住神社から、宇都宮へ移動すれば餃子や兜あげなど地元グルメも楽しめます。無事故、無違反、交通安全を祈願する神社は、バイク乗りにやさしいスポットですね。

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