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半年使って実感、バイクにこそ必要性感じるドラレコ!

バイクのニュース / 2020年5月31日 11時0分

万が一のアクシデントのときはもちろん、ツーリングの想い出も録画できるドライブレコーダー。バイク用として人気の高いミツバサンコーワ『EDR-21G』を試してみました。

■人気は前後2カメラモデル! GPS搭載ならなお安心!!

 クルマではすっかり普及したドライブレコーダーですが、バイクにこそ装着が必要なのかもしれません。ライダーならそう感じている人は少なくないでしょう、四輪車との事故など万が一のアクシデント時、不利になるのは二輪となるケースが多くあるからです。確固たる映像が残る安心感は絶大と言えます。

 前後2カメラで、日時や場所、速度も記録できるようGPSも搭載するのが、ミツバサンコーワの『EDR-21G』です。常に風雨にさらされ、激しい振動を受けるバイクに不可欠な防水・防塵・耐振動のすべてで高度な試験をクリアした強靱設計、つまりバイク専用ドラレコです。

 装着したのはハーレーダビッドソン「XR1200」。振動が多いモデルなので、この機種で問題なければ他のバイクでも不安はないでしょう。カメラ、GPS を搭載しSDカードを挿しておく本体、そしてGPSアンテナ、手動スイッチ・インジケーターが分離したセパレート型で、それぞれがコンパクト設計。バイクの美観や走りを邪魔しません。

 そして、どうせ装着するならフロントビューだけでなく後方も撮っておきたいと、筆者は前後2カメラのモデルを選びました。“あおり運転”や追突のリスクを考えると、バックカメラこそ重要かもしれません。

 ミツバサンコーワでは1カメラの『EDR-11』もラインナップしますが、売れ筋は前後2カメラの『EDR-21/G』だと担当者が教えてくれました。やはり筆者のように前後を撮りたいという意見が多いとのことです。GPS 搭載なしが『EDR-21』、GPS付きが『EDR-21G』となります。

■キレイに映る! で役割をしっかり果たす

 カメラはSONY製CMOSセンサー搭載でFULL-HD200万画素、高視野角対角162度の高性能。前後とも広い範囲を映していて、映像がキレイ。WDR(ワイドダイナミックレンジ)搭載で、明暗差の激しい逆光やトンネルの入口、夜間などのシーンの明暗差を補正し、明瞭な映像を作り出してくれるのです。

FULL-HD200万画素、高視野角対角162度のSONY製CMOSセンサー搭載のカメラを採用

 もちろん、近くを走っている車両のナンバープレートはしっかり読み取れますし、交差点では信号機の色もはっきりわかります。というのも信号は、東日本(50Hz)では1秒間に100回、西日本(60Hz)では1秒間に120回と地域によって異なる速度で点滅していて、これらの周期がドライブレコーダーのフレームレートと同調すると、信号機の色が映らない状態で記録されてしまうのです。

 事故発生の瞬間を撮った映像に、信号の灯火が映っていないのは絶対に避けたいところ。EDRシリーズはフレームレート27.5fpsと、東日本/西日本の異なる周波数に対応(点滅と同調しない)し、全国のLED信号機の灯火状態をしっかりと記録してくれます。

■二輪用ETC で実績ある防水・防塵・耐振動技術で安心!!

 そして、ミツバサンコーワはバイク用ETC車載器での実績があり、防水・防塵・耐振動の技術にも優れると、担当者は胸を張ります。

 録画はクルマ用と同様に、イグニッションON/OFFに完全連動し、電源が入ると自動で録画がスタート、オフにするまで連続録画し、SDカードの容量がフルになると過去のファイルに自動で上書きし、新たな映像を記録し続けていきます。

 Gセンサーを搭載し、衝撃を感知すると、自動で衝撃を検知した時点から前後15秒間を録画し、上書きされない別のフォルダ「衝撃録画フォルダ」にデータ保存してくれるから、トラブル時のデータはしっかり記録され安心です。

Windows用ビュワーソフト「Moto DR Player」で確認可能

 録画した映像はWindows用ビュワーソフト「Moto DR Player」などでパソコンで帰宅後見ることもできますし、スマートフォンと無線LAN接続することで専用アプリを使って再生することも可能。カメラの設定などもスマホの専用アプリでおこないます。

 取り付けはオプションパーツとして「EDR用カメラステー ナンバーマウント」などが用意され、スッキリ装着可能です。

 装着し、半年ほど経ちますが、もはや自分にとってバイクにもドラレコはなくてはならないモノとなっています。万一のトラブルに備えてという意味合いが強くありましたが、昨秋のサーキット走行会に行ったときの映像を改めて家でゆっくり見たり、ツーリングの思い出を友人たちと共有するなど、ホビーユースとしても利用価値が大きいこともわかりました。

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