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とうとう乗った!125ccトライク「APtrikes125」の車窓から

バイクのニュース / 2020年6月13日 11時0分

株式会社アライブプラスが販売する小型トライク「APtrikes125」は、普通自動車免許でも運転出来るチョイ乗りに最適な一台です。いったいどのような乗り味なのでしょうか。早速、試乗してみました。

■125ccトライク、その乗り味は?

 実は以前、フォトグラファーである筆者(藤村のぞみ)も車よりも機動力が良く、バイクより荷物も積めると言うことでトライクの購入を考えたことがあります。しかしカメラ機材に対する安全性(防水、防震、積載の不安等)がうまく確保できないという理由から、早々に諦めたことをふと思い出しました。しかし、「APtrikes125」のように屋根ありでベンチシート、とくればそこもクリアできるかしら?

 そんな密かな期待を胸に秘め、いよいよAPtrikes125試乗の時がやってきました。発売元である株式会社アライブプラス推奨のヘルメットを装着し、意気揚々と乗り込みます。
 
 せっかくなので機材も積んでみましょう。撮影アクセサリーの詰まったキャリーバックと三脚をリアキャリアにタイダウンで括りつけてみました。地面からの高さもそこそこあり、これはとっても便利です。

APtrikes125のリアキャリアに撮影アクセサリーの詰まったキャリーバックと三脚をリアキャリアにタイダウンで固定。地面からの高さもそこそこあり便利です

 そしてリヤシートにはカメラの入ったリュックをシートベルトで縛って置いてみようか、とも思いましたが、仕事道具のデジタルカメラは精密機器で振動に弱く、どうなるか未知数なので今回はナシでテストをしました。

 アライブプラス地区代理店、株式会社グッズの丸本さんより運転方法を習いブレーキのロックを外しました。しかし、私はカブにも乗ったことがないことをこの時思い出しました。ロータリーシフトは初めての経験です。

 しかし「アクセルを戻す」と「シフトをレバー」で上げる、を同時にしていくだけなので、すぐに慣れました。現在のギアポジションもインパネに表示されるのですぐにわかります。
 
 気になる振動は運転をしているとそんなに感じません。ただ、ハンドルを切るとき、特に停止時からの右左折は腕に力を入れてハンドルをぐいっと操作するので、その時だけガワの重さを感じました。
 
 しかしそのガワのお陰で風は優しく、直射日光に当たることなく体は楽です。バイクと車の間で、体感的にもいいとこ取りな気がします。

■後席に人を乗せると……

 次に友人のナミちゃんを後ろに乗せて走ってみました。ナミちゃんの体重が軽いせいかもしれませんが、乗せている感じが全くしませんでした。会話はバイクの二人乗り時の感覚です。「ナミちゃん、どう?(張り気味)」「うん、楽しいなぁ!(張り気味)」。

友人のナミちゃんを後ろに乗せて試乗。体重も軽いせいか非力さは感じません/撮影:モータガレージグッズ・堀将俊さん

 APtrikes125の乾燥重量は232kg、ガソリンタンクは10Lです。対して私の所有するハーレー、スポーツスターは220kg、ガソリンタンクは7.5Lくらい、とそんなに変わりませんが、当然ですが「弾丸感」が全然違います。ガワが大きいことは運転をしている時にしっかり認識できます。そのためとても慎重に運転しましたが、二人乗りでもフロントもリヤもディスクブレーキがしっかり効いたので不安は特にありませんでした。

■乗り心地はあくまでも普通、でも気分は高揚!

 乗り心地がものすごくいいか、といえば「普通」としか言えません。ただ、何よりこの「昭和感」がたまりません。あまりにも久しぶりに味わったこのガチャガチャ感に高揚し、降りたくないのです。残念ながら丸本さんに笑顔で誘導され、試乗は無事に終了しました。

APtrikes125の楽しさに思わず笑みが溢れる筆者(藤村のぞみ)/撮影:モータガレージグッズ・堀将俊さん

 試乗を終え、APtrikes125は「衣装」のようだな、と思いました。ワンピースを着たら内股になるように、APtrikes125に乗ったら楽しく、優しくなれる。それは人目をビシバシ感じることが関係しているかもしれません。とにかく見られます。
 
 横断歩道では大袈裟なほど歩行者ファーストで止まりたくなります。この車両でガラが悪いと、可愛くないですものね。運転をしている筆者の写真を見るととにかく嬉しそうです。そして不思議とみんなに手を振りたくなります。

 カメラ機材を積めるかどうかは、やはり振動が気になったのでしっかりしたケースに防振対策をしてシートベルトで括り付ければなんとかなりそうだな、と思いました。でも純粋に「楽しかったなぁ」との想いでニコニコし、後ろ髪を引かれながら次なる撮影場所に向かったのでありました。

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