ドゥカティ「ハイパーモタード950 RVE」 ストリートアートの要素を外装に投影した新型モデルが登場

ドゥカティはハイパーモタード・ファミリーの新型車「ハイパーモタード950 RVE」を発表しました。どのようなコンセプトで製作されたモデルなのでしょうか。

■個性豊かなグラフィックをまとった新型車

　ドゥカティはハイパーモタード・ファミリーの新型車「ハイパーモタード950 RVE」を発表しました。

　スタンダードバージョンのハイパーモタード950と、トップバージョンのハイパーモタード950 SPの中間に位置するモデルとなるハイパーモタード950 RVEは、最高出力114ps／9,000rpm、最大トルク9.8kgmを発揮する937ccの2気筒テスタストレッタ11°エンジンを搭載搭載したマルチな性能を持ち合わせた一台です。

　2019年にコモ湖（イタリア）のチェルノッビオで開催され、クルマやモーターサイクルのエレガンスさ（見た目の美しさ）を競うコンクール、コンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステに出展され、アワードを受賞したハイパーモタード950コンセプトをベースにしたハイパーモタード950 RVEでは、ストリートアートにインスピレーションを得た“グラフィティ”と呼ばれるカラーリングを採用。

　非常に薄いスライド・デカールを採用することで、コンセプトバイクと同一の製造品質を量産モデルに適用し、エアブラシペイントと同等の仕上がりとされています。

　なお、ハイパーモタード950 REVは7月にヨーロッパのドゥカティ・ディーラーに登場する予定ですが、日本での発売時期、価格等は未定となっています。