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軽二輪スクーター「ヤマハ・NMAX155」が自宅にある生活とは!~リターンライダーKANEKO’S EYE~

バイクのニュース / 2020年6月21日 11時0分

クルマ業界に25年以上。ドライビング・インストラクターや自動車に関する研修トレーナーをしている経験を活かし「ブランド」「商品」「こだわり」「疑問」など、現在のバイク界をピュアな目線でレポートします。今回は、ヤマハの軽二輪スクーター「NMAX 155」についての印象をレポートします。

■ヤマハ「NMAX 155」のフレキシブルに動ける機動力を実感

 前回の続きとなりますが、少しの間お借りできることとなった「ヤマハ・NMAX155」。ということは、朝起きれば自宅にNMAX155があり、いつでも、どのタイミングでも出動可能ということ! しかも軽二輪ということで高速道路も走れるし、お借りした車両にはETCも装着済み。するとどんな生活となるのか? どんなことを考えたか? お伝えしたいと思います。

 まず自粛生活が長引く中で幸運にもバーチャル系の仕事をいただき、かなり長い時間パソコンの前で過ごすことがあったのですが、そんなときでもチョットの気晴らしにNMAXを出動させました。実はこれが一番感じたことなんです。この機動力というのか、本当にフレキシブルに動けるということ。

 サッとお気に入りの上着を羽織って、ヘルメットとグローブを装着して、あとはヒュ~って具合。すると一瞬でリフレッシュ出来て、次の仕事も頑張ろうと思えて来る。 

 乗る前の事前の準備や心構え、一連のルーティン儀式(自分だけですかね?これも楽しさのひとつだったりしますが…)のようなことは気にせず手軽。スクーターではこの手軽さが当たり前のことなのかも知れませんが、今回それを本当に実感したのが正直なポイントです。通常のバイクとも、もちろんクルマとも違う、スクーターの高い機動力を、あらためて感じました。

人が少ない地元に近い海にもNMAXで出かけてみました

 そして時間があれば、地元に近い海方面にも行ってみました。もちろん高速道路も使ってみましたが、常識内の速度域なら15馬力のパワーでも全く不足を感じることはなく快適。さすがに横風が怖く感じた時もありましたが、前方からの風に対しては、フロントスクリーンの中と外では全く世界が変わり、しっかりと設計がされていることも確認でき、それらがわかるとより面白く感じられるところも。

 比較的ロングを走ると燃料計の落ちが早く感じましたが、6.6リットルの燃料タンクだと若干仕方ないところでしょうか。

 のどかな海沿いを走っている時にフッと思ったのですが、自分にはスクーターが新鮮に思えます。もうここ何十年とスクーターを一般道で乗ったことはありませんでした。そして、NMAXのミッションは、クルマで言うとオートマチック車ですよね。クルマではオートマチック車がほとんどで、マニュアル車は貴重な部類。しかし、バイクは断然マニュアル車が多いんですよね。当たり前なんですが、そう考えると「いや~バイクって不思議だなぁ」と。

スピードは控えめに時間と景色を楽しみながら走れる軽二輪スクーター

 そんなことを思いながら走っていると不思議とスピードは控えめに、その時間を、景色を、より楽しめるようになって来ます。通常のバイクとも、もちろんクルマとも違う、スクーターでの不思議なドライブ感覚。

 天候にも恵まれましたが、手軽な機動力と気持ちを焦らさないライディングは、本当にその時間をリラックスさせることができ、優雅な気持ちにさせてもくれる。

 ヤマハ「NMAX155」、軽二輪車の存在価値は、こんなところにもあるような気がします。

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