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ヘルメットって洗ってる? さまざまな洗浄方法を一部紹介!

バイクのニュース / 2020年6月23日 9時0分

ヘルメットはライダーの命を守る重要なアイテムです。清潔に保つことで、快適で安全なツーリングをさらに楽しむことができます。今回は、ヘルメットの洗浄方法とおすすめのクリーナーを紹介します。

■バイクと一緒にヘルメットも洗おう!洗浄と乾燥は丁寧に

 これから夏に入れば飛んでいる虫は多くなり、汗も多くかくことで気温が低い時期に比べてヘルメットの汚れは目立つようになっていきます。しかし、手入れが面倒で使用後は放置してしまっているという方も多いのではないでしょうか。

 実は、ヘルメットは思っているよりも簡単にお手入れすることができます。

 洗浄手順は、まずヘルメットの外装部分である「シェル」を洗浄します。中性洗剤を薄く馴染ませた布や専用のクリーナーを使用し、汚れを軽く拭き取っていきます。この時、シンナーやベンジンといった有機溶剤、それを含んだクリーナーの使用は避けましょう。シェルの劣化を早めるなど、多くの悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

 次に、ヘルメットの中でも特に汚れが目立ちやすい「シールド」部分です。デリケートなパーツであるため、洗剤やクリーナーを付けた布での拭き取りが基本となります。強くこすったり、硬い生地の布を使うと表面にキズが付いてしまう可能性があるので、慎重に作業を行いましょう。

 なお、シールドは「消耗品」です。使用しているうちに、コーティングが剥がれたりキズがつくなど、視界を遮ってしまう可能性があるため、適宜交換することをおすすめします。

交換用のシールドは、種類も多くヘルメットのイメージを変えるのにも効果的です(写真:SHOEI CW-1 PINBLUE)

 最後に、ヘルメットの「内装」です。分解できるタイプとできないタイプに分かれているため、分解できる場合であれば取り外して洗剤で揉み洗いします。

 分解できない場合は、ウェットティッシュタイプのクリーナーや洗剤を薄めて付けたタオルで押し洗いします。しっかりと汚れを落とした後は、日陰干しにてしっかりと乾燥させて完了です。

 重要なポイントは、最後の「乾燥」です。中途半端な生乾きの状態になってしまうと臭いや雑菌の繁殖に繋がってしまうので、必ず完全に乾燥させましょう。

 なお、ヘルメットの洗浄方法は以上ですが、より洗浄を簡単に行うためには専用クリーナーがあるとさらに便利です。

 例えば、WAKO’Sの「フォーミングマルチクリーナー」は、ゴムやプラスチック部にも使用できるヘルメットの素材にも優しい弱アルカリ性、かつノンシリコンタイプです。

 攻撃性の低い弱アルカリ性ですが、中性洗剤で落としにくい汚れもしっかりと落としてくれるという優れものです。塗装面や素材を選ばないので、ヘルメット以外にバイク自体のクリーニングにも使用できるため便利です。

 細かい泡を吹き付けることで、手の届かないような細かい部分にも浸透し、隅々まで汚れを除去します。思い立った時に、すぐにお手入れできる簡単さがポイントです。

 また、おしゃれなスタイリングと高性能なバイクや自転車が魅力のヤマハでは、ヘルメット用のケミカルも充実しています。このヘルメットクリーナー&ワックスは、シェルに付いた虫の死骸や排ガスによる汚れを除去するクリーナーとしての役目だけではなく、配合されるカルナバ蝋でヘルメットに光沢を与えてくれます。100mlという持ち運びにも便利なサイズなので、出先でもサッと取り出して使えるのも魅力の1つでしょう。

注意点としては、塗装が剥がれてしまう可能性があるため、マット(つや消し)ヘルメットへの使用は避けましょう。

SHOEI X-Fourteen マットブラック

 さらに、スイス最大の石油混合製造会社であるMOTOREXから販売されているヘルメットクリーンは、外装や内装問わず使える便利なアイテムです。グリーンシトラスの香りが付けられたムースを吹きかけ、乾いた布で拭きあげてメンテナンスします。外装だけではなく、内装までいい香りを保つことができるので、ヘルメットをかぶった際にも心地よさを感じながらツーリングを楽しむことができるでしょう。

 中身は泡ではなくムースとなっているため、外装部分で使用する際はムラなくお手入れ可能です。内装で使用する際も、必要以上に染み込む心配がありません。これ1本で「消臭」「クリーナー」「ツヤ出し」をこなすユーティリティグッズです。

※ ※ ※

 バイク自体を洗車してキレイに保つことも大切ですが、見落としがちなヘルメットのメンテナンスも欠かせません。現在では、ホームセンターに足を運べば、バイク用のスプレーやワックスなどのケミカルも多く販売されており、初心者でも簡単にヘルメットの洗浄ができます。

 所詮ヘルメットと面倒がらず、キレイなヘルメットでツーリングを楽しみましょう。

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