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AMAスーパークロス450SXクラスは、カワサキのE・トマック選手が初のチャンピオンに輝く!

バイクのニュース / 2020年6月23日 19時0分

AMAスーパークロスは、コロナウイルス感染拡大の影響で変則的なシーズンの開催になりましたが、カワサキのE・トマック選手がチャンピオンを獲得し、2020年シーズンは終了しました。

■Monster Energy Kawasaki Teamダブルタイトル獲得

 AMAスーパークロス第17戦は、ソルトレイクシティで開催されました。ライス・エクルズ・スタジアム7連戦は、5月31日からの日曜日と水曜日に凝縮された無観客レースでしたが、これで全日程を終了してシーズンの閉幕を迎えます。

 AMAスーパークロス最終戦は、Rockstar HusqvarnaのZ・オズボーン選手が優勝。ランキング1位のMonster Energy Kawasaki E・トマック選手は、5位入賞を果たして自身初のスーパークロス450SXチャンピオンと2020年のマニュファクチャラーズも獲得しています。E・トマック選手は、KX450を駆り17戦で7勝、5回の表彰台を獲得しています。また、カワサキのスーパークロス450SXタイトル獲得は、今回で11回目となります。

 2020年シーズン最後の20分+1周のメインレースは、ハスクバーナ勢が序盤からレースを引っ張ります。チャンピオンを狙うE・トマック選手は、1コーナーでライダーに絡まれながらも10番手につけ、その後も冷静沈着な走りで周回を重ね、徐々に順位を上げていき、9周目には6位まで順位を上げ、さらにプッシュを続け5位で最終戦を終えました。ランキング2位を狙うTeam Honda HRCのK・ロクスン選手は、好スタートを決めてトップ争いに加わりましたが、オープニングラップの転倒で8番手まで後退し、最終順位は7位でランキング3位となりました。

■Monster Energy Kawasakiイーライ・トマック選手

チャンピオンを獲得したMonster Energy Kawasakiイーライ・トマック選手

 このような状況下で、初めての450SXのタイトルを獲得できて最高です。Monster Energy Kawasakiチームと会社の皆さんのサポートには感謝してもしきれません。これは長い間やってきたことで、このシリーズの初日から成功のために準備をして、最後まで戦い続けました。チームと一緒に、自分のライディングを振り返ってみると、勝ち、負け、そしてそれを乗り越えてきた。レースに復帰できるかどうかわからない時期もありましたが、今は仕事を終えました。信じられないほど嬉しいし、ついに成し遂げられたことを誇りに思います。

■Team Honda HRCケン・ロクスン選手(ランキング3位)

ランキング3位のTeam Honda HRCケン・ロクスン選手

 どうしてもシリーズランキング2位が欲しかったし、実現可能な状況だったのですが、残念ながらあそこの3連の手前でイン側にジャンプしたとき、前後輪を滑らせて転倒してしまいました。そこで失ったポジションが大きく響いて、メインレースでは7位がやっと…ランキング2位を得るにはそれではダメだったのです。とはいうものの、ヒートレースでは勝てたし、ケガもなくシリーズを全うすることができました。

 今シーズンは4勝したし、ランキング3位は上出来です。なにしろ一昨年、昨年と0勝だったことを思えば、4勝も多いし、しかもケガをしていません。これは大事です。だからうつむかずに堂々とこの地を後にするつもりです。

※ ※ ※

 E・トマック選手は、450SXと250SXの両クラスでタイトルを獲得し、AMAプロモトクロス選手権を制覇した史上5人目のライダーとなりました。なお、この日は、世界的なコロナウイルス拡大の影響で中断していたAMAスーパークロスが、初めてシリーズを終えたプロスポーツとなりました。

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