ハスクバーナに続いてGASGASもKTMの仲間に 日本の正規ディーラーは9店舗から取り扱い開始

スペインで創業したバイクメーカー「GASGAS（ガスガス）」は、KTMと同じ親会社の傘下に納まり、2020年以降の新製品はGASGAS MOTORCYCLES JAPANが取り扱いを開始します。

■ハスクバーナに続いてスペインの「GASGAS」もKTMの仲間に

　1980年代半ばにスペインで創業したバイクメーカー「GASGAS（ガスガス）」は、1980年代後半からトライアルシーンの中心的なブランドへと成長を遂げ、1993年以降15回ものFIMトライアル世界タイトルを獲得し、その確固たる地位を築き上げたトライアルマシンのイメージが強いブランドです。

　そのGASGASが2019年、KTMの親会社であるPIERER Mobility AGの一員となり、2020年以降に日本国内でリリースされるGASGAS製品については『GASGAS MOTORCYCLES JAPAN』（法人名：KTM Japan株式会社）が取り扱うことになりました。

　KTM Japanは2013年よりハスクバーナ・モーターサイクルズの取り扱いも開始しており、日本ではGASGAS含め3ブランドを展開することになります。

　GASGAS正規ディーラーネットワーク（2020年7月時点で9店舗）も新たに構築し、2020年7月よりGASGAS製品の販売を開始します。

　GASGASは2020年からトライアルに加え、エンデューロ、MXGP、ダカールラリーへのファクトリーチームでの参戦を予定しています。

　日本ではトライアルモデルの発売を皮切りに、将来的にはエンデューロモデル、クロスカントリーモデル、モトクロスモデル、スポーツミニモデルへとラインアップを拡充していく予定とのことです。

　2020年7月の発売を予定しているトライアルモデルは次の3モデルです。
「TXT RACING 125」　価格（消費税込み）93万9000円
「TXT RACING 250」　価格（消費税込み）96万9000円
「TXT RACING 300」　価格（消費税込み）99万9000円