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バイク用のUSB電源でスマホと安心ツーリング!

バイクのニュース / 2020年7月16日 17時0分

スマートフォンの充電切れは普段の日常でも気になるものですが、長旅のツーリングであれば地図アプリなどを常時使用することも多いため、なおさら心配になるでしょう。そんな時、バイク用のUSB電源があると安心してツーリングを楽しむことができます。

■スマホと共にUSB電源を長旅の相棒にしよう!

 ツーリングでも、いまやスマートフォンは欠かせない存在です。写真を撮ったり音楽を聴いたり、旅先でお店や観光地を探す、ナビを使って目的地までのルートを確認するなど、スマートフォン1つであらゆることがこなせるため、必需品と言っても過言ではありません。

 しかし、使用する時間が長ければ長いほどバッテリーは消耗します。そこで便利なのが「バイク用のUSB電源」です。直接バイクに取り付けることができるため、荷物としてもかさばらず、必要な時にすぐに充電・給電が可能です。

 バイク用のUSB電源の給電方法は「アクセサリー連動タイプ」と「バッテリーから直接給電するタイプ」があります。

 アクセサリー連動タイプは、ヘッドランプやホーンなどの電装機器と連動して給電します。エンジンのオン/オフに合わせて給電するため、エンジンをストップしている間は給電を行わず、バッテリーが上がることもありません。

 一方、バッテリーから直接給電するタイプは、いわゆる「バッ直」と言われる方法です。高出力で電力も安定しており、エンジンが止まっている間にも充電することができます。ですが、バッテリーが弱っていた場合には、すぐにバッテリーが上がってしまう可能性があるので十分に注意しましょう。

 バイク用のUSB電源を選ぶ際のポイントとして重要なのが「防水性の有無」です。クルマと違い屋根がないバイクでは、雨に直接濡れて水没してしまい故障に繋がる可能性があります。しかし、防水性のあるUSB電源であれば、スマートフォンが壊れる心配がなく安心です。商品によっては防水性が備わっていないものもあるので、しっかりと確認しましょう。

 また、「ケーブルの長さ」も重要です。大型バイクにUSB電源を取り付ける場合、バッテリーからハンドルまで届かない場合があります。そのため、ゆとりを持った1.5m以上のケーブルであれば、小型から大型バイクまで安心して配線できます。もちろん、ケーブルが長すぎて走行のさまたげになるのは論外なので、走行の前にきちんと配線を確認しておくことが重要です。

 なお、スマートフォン以外にカーナビやタブレットなどの電子機器を使用する場合は「USBのポート数(端子数)」も確認しましょう。高出力のものであれば、同時に2つの電子機器を充電することができるため効率的です。

 ここからは、各社から販売されている利便性の高いバイク用のUSB電源を紹介していきましょう。

スマートフォンフォルダとUSB電源はセットで装備すると便利です

●DAYTONA「バイク専用電源スレンダーUSB1ポート」

 DAYTONAのバイク専用電源スレンダーUSB1ポートは、スレンダーの名前通りにスマートさが特徴です。厚さ13.5mmしかないうえ、ハンドルクランプは直径22.2/25.4mmに対応しています。コントロールスイッチに似合うスッキリとしたデザインなので、ハンドル周りでかさばらず、邪魔になる心配がありません。

 ポートは2口備えており、電圧は1ポートあたり2.4Aの頼もしい高出力となっているので、スマートフォンはもちろん充電の際に大きな電力が必要なタブレットも同時に充電しておくことができます。

 なお、ブレーキスイッチに接続することでメインキーと連動するタイプですが、ブレーキスイッチに接続できないようなバイクの場合でも、配線を取り回すことでヒューズボックスから電源を取ることが可能です。

 簡易防水仕様となっているので小雨などには対応しますが、故障の原因にもつながるので洗車の際には取り外しを必ず行いましょう。

●Shengshou「バイク専用電源USB」

 Shengshouのバイク専用電源USBは、ポートを2口装備し、電圧は1ポートにつき2.1Aで、最大出力は4.2Aとなっています。

 電圧計が搭載されているため、バッテリーが安定しているか一目でチェックすることができます。さらに、オーバーヒートの予防にも役立つ温度計も搭載されています。また、給電はスイッチでオン/オフを切り替え可能です。使用しない時にはスイッチ1つで消費電力を抑えることができます。シガーソケットも搭載しているので、USBポートを増設することもできます。

 防水仕様にはなっていないので、そこだけ注意するようにしましょう。

●通商国際「シガーソケット&USB端子」

 通商国際のシガーソケット&USB端子は、防水性に優れる防滴加工済みのフタ付きなので突然雨に降られても安心です。本体の電源自体もスイッチのオン/オフで切り替えられるので、バッテリーが上がる心配もありません。

 出力2.1Aと1Aのポートの2口を装備しており、コンパクトサイズながらも1.3mと充分なケーブルの長さが確保されています。さらに長さが欲しい時は、ハーネス等を利用して延長することも可能です。また、取り付けはネジで簡単に行えます。ハンドルやミラーなどお好みの場所に移動することができるのが嬉しいポイントです。

●ライフパワー「電圧計・温度計付き・USBデュアル電源ソケット」

 アウトドア用品やバイク製品を多く販売しているライフパワーからも利便性の高いUSB電源が販売されています。ただ充電ができるだけではなくクリップ式のホルダーも備えているので、信号待ちの間にも少ない視線移動と操作でスマホをチェックすることができます。

 さらに、ラバーバンドも付属しているので、スマホの落下を気にすることなく運転に集中できるでしょう。ポートは2口装備されており、出力は1ポートにつき2.1Aで、最大4.2Aという高出力なので高速充電が可能です。

 また、フタ付きなので雨はもちろん砂ぼこりなどで中身が汚れる心配もなく、お手入れいらずとなっています。運転中に便利な電圧計と温度計、そして防水保護キャップ付きで、便利な三拍子が揃ったマルチに活躍する一品です。

●TKサービス「バイク用・USB高速充電・シガーソケット」

 TKサービスのUSB電源がリニューアルしてデビューしました。

 横約8cm×縦約3cm×長さ約7cmと一回り小さくなったサイズに加え、便利な電圧計も新たに搭載。スタイリッシュなブルーのLEDライトで電圧を表示します。

 防水仕様のキャップも採用されているため、雨の日も安心です。ただし、中身は防水仕様となっていないため、中身が濡れることのないように必ずキャップを閉めるようにしましょう。

 USBポートは2口あり、出力はそれぞれ2.1Aと1A。充電するデバイスにより自動で出力を調整してくれるので、どちらのポートを利用しても素早くスマホを充電してくれます。さらにシガーソケットも付いているので、多くの電源を確保したい方におすすめです。

※ ※ ※

 バイク用のUSB電源を装着すれば、出先でスマホ電池の残りを気にする必要がなくなり、心置きなくツーリングを楽しむことができるようになります。

 ぜひ、お気に入りのUSB電源を愛車に装備してみてはいかがでしょうか。

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