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ワニ革をまとったバイク!? 世界でたった1台のトライアンフ特別カスタム車輌公開

バイクのニュース / 2020年7月16日 19時0分

世界でたった1台、トライアンフのカフェレーサーモデル「スラクストン」のワニ革仕様が登場しました。バイクとクロコダイルのミックス、異色のカスタムです。

■高度な職人技で実現した異色のコラボカスタム

 深みのある艶やかな黒に仕上げられたクロコダイルレザー(クロコ)が、トライアンフ伝統のカフェレーサーを継承する「THRUXTON R(スラクストン・アール)」の外装を包み込み、バイクとクロコ、異色のカスタムバイクが突如公開されました。

 この特別カスタム車輌『TRIUMPH×ZELE-PARIS×FUJITOYO×THRUXTON RדWANI”』は、トライアンフ・モーターサイクルズ・ジャパン協力のもと、能楽師、重要無形文化財総合指定保持者でありバイク乗りでもある大倉正之助さんの発想により、究極の逸品づくりを追求する『ZELE-PARIS(ゼル・パリ)』(銀座8丁目・並木通り)と、クロコダイルをはじめとする爬虫類皮革専門のタンナー『藤豊工業所(フジトヨ)』(東京都墨田区)の高度な職人的技術により実現した、世界にたった1台のスラクストンです。

トライアンフ特別カスタム車輌『TRIUMPH×ZELE-PARIS×FUJITOYO×THRUXTON RדWANI”』(2020年7月10日撮影)

 使用されたクロコは、養殖のなかでも特別大きく、15年間を経ておよそ4メートルまで成長させた1枚モノです。生の皮の状態から加工に通常3カ月かかるところ、その大きさから5カ月以上かけ、それから職人の手により貼り込み作業へと移ります。

トライアンフ特別カスタム車輌『TRIUMPH×ZELE-PARIS×FUJITOYO×THRUXTON RדWANI”』(2020年7月10日撮影)

 フジトヨさんによると「クロコダイルは身近でありながら意外と知られていない存在、これを機会に多くの方々にクロコのことを知ってもらえれば……」と言い、また「クロコは革だけでなく、肉も骨も血液も、余すことなく享受できるのです」とも言います。もちろん、使用されるのはワシントン条約で守られた、正式な貿易で取引されたものです。

トライアンフ特別カスタム車輌『TRIUMPH×ZELE-PARIS×FUJITOYO×THRUXTON RדWANI”』(2020年7月10日撮影)

 この特別カスタム車輌“WANI(クロコ・スラクストン)”は、2020年7月11日(土)にグランドオープンしたトライアンフ正規ディーラー「トライアンフ茅ケ崎」(神奈川県茅ケ崎市)の前日に行なわれた、報道関係者向けの発表会に合わせて公開されましたが、トライアンフ・モーターサイクルズ・ジャパンによると、新たなオーナーのために一旦保管しているため、残念ながら一般公開はなされていないとのことです。

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