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スズキを代表するスーパースポーツバイク「GSX-R1000R ABS」がカラーリングを変更して登場

バイクのニュース / 2020年7月21日 11時0分

スズキを代表するスーパースポーツバイク「GSX-R1000R ABS」が、新しいカラーリングとなって2020年7月30日より発売されます。

■カラーリングやグラフィックの変更でバリエーション豊かに

 スズキを代表するスーパースポーツバイク「GSX-R1000R ABS」が、新しいカラーリングとなって2020年7月30日より発売されます。

 新しいカラーリングはスズキのスポーツカラーとも言える「トリトンブルーメタリック」と、マットブラックベースの「マットブラックメタリック」の2色設定です。諸元や仕様に変更はありません。

 スズキ「GSX‐R1000R ABS」は、30年以上に渡り世界耐久選手権をはじめとする世界中のプロダクションレースで数々の勝利実績を誇る「GSX-R」の開発経験と、MotoGPで培われた最新テクノロジーを融合したスーパースポーツバイクです。

 2020年3月15日にはスズキ創立100周年を記念した特別カラーとして、2020年のMotoGPクラスに参戦する「Team SUZUKI ECSTAR(チームスズキエクスター)」の参戦マシン「GSX-RR」のカラーリングをモチーフとし、「トリトンブルーメタリック/ミスティックシルバーメタリック」も登場しました。

2020年4月24日に発売されたスズキ100周年記念特別カラーモデル「GSX-R1000R ABS」(トリトンブルーメタリック/ミスティックシルバーメタリック)

「GSX‐R1000R ABS」は、これまでも「No.1スポーツバイク」をコンセプトにGSX-Rシリーズの特長であるエンジンと車体が調和した「走る・曲がる・止まる」の基本設計を徹底的に見直し、MotoGPで培った技術を採用することでさらに進化、高次元でバランスさせ、GSX-R史上最もパワフルかつ最も環境性能に優れたモデルです。

 搭載される排気量999ccの水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジンは、最高出力145kW(197PS)/13,200rpm、最大トルク117N・m(11.9kgf・m)/10,800rpmを発揮し、高回転域での出力向上と低中速域での出力を両立する技術「ブロードパワーシステム」を採用しています。

 フレームは全幅を抑えることで空力性能を高め、軽量化と剛性バランスの最適化、エンジンの搭載角度を変更し、前輪の中心からスイングアームの前軸までの距離を短縮することでコーナリング性能と操縦性を高め、カウリングは前面の表面積を縮小して空気抵抗を大幅に低減しています。

 前後サスペンションにはショーワ製、フロントブレーキにはブレンボ社製モノブロックラジアルマウントブレーキキャリパーを採用し(リアブレーキはNISSIN製)、ABSはIMU(Inertial Measurment Unit:慣性計測装置)により、フルブレーキ時に後輪が浮くのを抑制する「モーショントラック・ブレーキシステム」を採用しています。ほかにも、選択可能なライディングモードやクイックシフトシステムなど、スーパースポーツバイクならではの充実した装備が盛り込まれています。

2020年7月30日より発売されるスズキ「GSX-R1000R ABS」(2020年型)カラー:マットブラックメタリック

 また、ワンプッシュで始動可能な「スズキイージースタートシステム」や低回転走行時にエンジン回転をわずかに上げる「ローRPMシステム」、そして「ETC車載器」まで標準装備します。

 2020年の新しいカラーリングをまとった「GSX-R1000R ABS」(2020年型)の価格(消費税10%込み)は215万6000円です。

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