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キャンプツーリングでちょっと贅沢気分! 簡単にできるダッチオーブンdeパエリアを作ってみた

バイクのニュース / 2020年7月26日 13時0分

キャンプツーリングで食べる即席麺やレトルトカレー、その他なんでも美味しく感じるもの。であれば、ちょっと調理に手間をかけたキャンプ飯なら極上に違いありません。ミニサイズのダッチオーブンで、パエリアを作ってみました。

■ほんのひと手間で贅沢気分、キャンプ飯にパエリアがおすすめ

 キャンプツーリングで食べる即席麺やレトルトカレー、その他なんでも美味しく感じるもの。であれば、ちょっと調理に手間をかけたキャンプ飯なら極上に違いありません。ミニサイズのダッチオーブンでパエリアを作ってみました。

 パエリアは調理が簡単で、仕上がりもちょっと映える感じが楽しめるおススメのキャンプ飯です。食材が1人前のソロキャンプでも、荷物の積載に工夫が必要なバイクツーリングでも、とくに無理はありません。

 ダッチオーブンと言えば、熱伝導の高さによって、煮る、焼く、燻すなどの料理が簡単にできてしまう、いわば元祖「オートクッカー」です。その昔、アメリカの開拓時代に生まれたと言われるこの調理器具は、キャンパーには定番の人気アイテムです。最近は「メスティン」も注目され、その軽さからバイクツーリングにも最適です。

 しかし、ここではあえて重厚なつくりのダッチオーブンを使ったキャンプ飯をチョイスします。今回使用するダッチオーブンは手のひらサイズのコンパクトなもの。重量はそこそこあるものの、サイズ的には十分バイクツーリングで使用できます。

 さて、今回作るのは魚介類のパエリア、用意する材料(1~2人分)は次の通りです。

持って行く材料はこれだけ。お米はジップロックを使うと便利。メインの具材はキャンプ場近くのスーパーで購入

・玉ねぎ(半分で十分)
・にんにく(時短のためチューブがおすすめ)
・パプリカ(1個で十分)
・コンソメの素
・オリーブオイル
・ターメリック
・お米(食べたいだけ)
・マジックソルト(なんでも合うのでおすすめ)
・あさり
・むきえび
・イカ
・他、入れたい具材

 ダッチオーブンがミニサイズの場合は、欲張りすぎると入り切らないので要注意です。また、白ワインを持っていくと、他の料理にも使えて便利です。

 調理方法としては、熱したダッチオーブンにオリーブオイルをひと回し、スライスした玉ねぎとにんにく(今回はチューブを使用)、マジックソルトを投入、玉ねぎが飴色になるまで炒めます。

今回はバイクツーリングでも携帯可能な焚き火台、グリルを持ち込んで調理。キャンプツーリングでも本格キャンプ飯を楽しめる

 次にお米を投入して、お米が隠れるくらいまで水を入れ、コンソメの素、ターメリックを入れて加熱します。お米の頭が出てきたらメインの具材、あさりとえび、パブリカを投入して蓋をし、炊き上がりを待つだけ。炭ができているなら、蓋の上に載せても良いでしょう。お米は底の部分がほんのり焦げるくらいが美味しいです。

 キャンプ飯ではできる限り“手抜き”をしますが、慣れてきたら本場スペインのパエリアの作り方などを研究して、本格的に調理するのもきっと楽しいでしょう。

 余談ですが、その昔、トライアルやエンデューロの世界選手権で多くのタイトルを獲得してきたスペインのバイクメーカー「GASGAS」の社長は、自社のトライアルバイクで山頂までゲストを連れて行き、そこでパエリアを振る舞っていたとか。

 素早く調理して温かい食事でゲストをおもてなし、バイクと自然を満喫しながらのパエリア、さぞかし美味だったことでしょう。

魚介類の出汁が米に染みるパエリアは悪魔的な美味しさ。そしてキャンプ飯にもう一品、ミニサイズのフライパンでステーキ

 バイクで行くキャンプツーリング、ちょっと贅沢気分を味わえるパエリアは、簡単キャンプ飯におすすめなのです。

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