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思わぬトラブル! でもレンタルバイクなら心強かった!

バイクのニュース / 2020年8月10日 13時0分

ヤマハの初代セローのオーナーでもある藤村のぞみさんが、以前から気になっていたセロー250でショートツーリングにチャレンジしてみました。今回は、目的地である丹波篠山までの道中の様子を綴ってもらいました。

■世代が変わってもセローの「イイ子」感は変わらず!

「ヤマハ バイクレンタル」の実施店である「YSP大阪箕面」で、初期型セローのオーナーである筆者(藤村のぞみ)が兼ねてから乗ってみたかった新型セロー(レンタルしたのは2018年モデル)をレンタルし、いよいよツーリングに出発。お店を背に西へ向かいます。

 目の前を走る関西では「イナイチ」と呼ばれる171号線を池田市方面に向かい、途中で池田市の辺りを173号線で北上すれば丹波篠山のほうに行ける、と田丸さんに教えてもらいました。その情報をもとに地図も確認せず走ったのですが、池田市を過ぎても173号が見つからず、どうやらその方面の標識を見落としたようで、そろそろ北上したほうがいいかと思い、12号で向かうことにしました。
 
 思いつきの日帰りツーリングなので、心持ちもゆったり、適当に向かいます。あくまで目的は「2018年のセローに乗ること」です。
 
 同じ「セロー」ということで、どうしても我が家の初代セローと比べてしまいます。見た目はやはり随分変わりましたが、乗ってみて1番違うな、と思ったのは何よりローギアのパワーです。

我が家の人気者、1985年式 初代セロー。後ろのトップケースは釣り好きの家族の自作品

 排気量は2018年モデルの方が249ccと初期型より26ccほど大きいですが、1速のパワーは初代セローの方が強く感じました。これは初期型では「スーパーロー」というギア比のセッティングになっていることがその理由でしょう。
 
 また 、跨った感覚は、ステップの位置が少し後ろに感じ、膝の折れ角 が2018年モデルのセローの方が深い気がしました。ですが写真で見る限りステップ位置はそんなに変わらないので、微細なシートやタンクのデザインの変更により感じたのだと思います。
 
 シート高は初期型が810mm、2018年は830mmと20mm高いですが、シートが細いので高さは全く感じません。車重は初代セローの方が軽いのですが、2018年のセローは乗り味も滑らかで排気音は柔らかく、「重い」印象は全くありませんでした。
 
 総合的にとっても「イイ子」で、それが「乗り心地がいい」という感想を導き、ずっと、どこまでも走って行けるような気持ちに乗り始めて早い段階でなりました。

■年式は違っても「マウンテントレール」の概念は共通

 だんだん交通量も少なくなり、兵庫県、猪名川町を走る猪名川渓谷ラインに入ると清流が流れる 山間部が広がります。しっとりとして心地よい空気が流れていて、木々のざわめきや、川のせせらぎ、そういった音がクリアに聞こえるほど静かなわけではないけれど、確実に音や空気を感じながら走ることができるのは、セローが根底に持つ「マウンテントレール」、自然の中で大いに遊べるバイク、という哲学なのかな。

今回出会った2018年式セロー 。シートの形状がとても良く、足つきが不安でしたが全く問 題ありませんでした

 それは1985年のセローも2018年のセローも一緒なんだな、と体で感じました。そろそろこの猪名川渓谷ラインも終わる頃、川沿いに広がる景色にうっとりし、しばらく撮影し ました。川のせせらぎに耳を傾け、ゆったりとした時間を過ごし、すっかりリフレッシュ。
 
 出発しようと道路に出たのですが、反対側にもっと素敵な道が見えました。あっちでも写真を撮ろう かな、とバイクを置きロケハンに行こうとしたその時、足がトップケースに引っかかってしまい、 まさかの立ちゴケをしてしまいました!
 
 びっくりして焦って引き起こしたら、逆にまたふらついてしまいそのまま反対側にもういちど転倒(※免責オプションは1事故に対して補償する内容です。このケースは2事故となり修理請求対象となります。)。

 すぐに起こせたものの、エンジンがかかるかどうかを確認し、大きなダメージはないもの の、レバーとグリップエンドが損傷してしまいました。 事故ではないけれど、「何かトラブルがあればまずは電話をください」と言われていたので、速やかに「YSP大阪箕面」に電話をかけました。

走りやすく気持ちの良い道が続きます

 状況を伝えると、「運転に支障がない状況であればのまま続けてくださいね。大丈夫ですよ」と言っていただきすごくほっとしました。小さなトラブルでも1人なら不安ですが、こういう時にフォローしてくれる人がいるのもレンタルバイクのいいところかもしれません。思わぬところで体感してしまいました。
 
 立ちゴケで意外と時間を食ってしまい、天気も少し雲行きが怪しくなってきたので美味しいお蕎麦はひとまず保留で目的地、丹波篠山へ向かいます。

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