気分は新幹線の運転士？ 夢の時間を堪能せよ！ ～カワサキワールド潜入記その2～

川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」では創業から現在に至るまでの歴史やこれまで製造した製品の現物を見ることが出来ます。今回はヒストリーコーナーを抜けた先にある「陸のゾーン」「海のゾーン」をレポートします。

■バイク以外にも様々な製品が

　川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」のヒストリーコーナーを抜けると「カワサキワールドシアター」が現れます。14mのワイドスクリーンをカワサキ製品が縦横無尽に駆け巡ります。心躍る映像を特とご覧あれ。２ターンは平気で見られる面白さです。

　その先にはお待ちかねの「モーターサイクルギャラリー」ですが、ここに入ると絶対に動けなくなるので先に「陸のゾーン」「海のゾーン」へ行っちゃいます。
　
　足を踏み入れると、なんとあの、世界初の高速鉄道、0系新幹線と船が室内で並んでいます！　搬入の様子は公式ホームページに掲載されていますので是非ご覧ください。ロマンしかありません。
　
　筆者（藤村のぞみ）は動かない新幹線の中に入るのは初めてで、妙に広く感じました。運転席にも座ってみましたが、鉄道のことは何にも知らない私でさえワクワクします。

川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」に展示された0系新幹線のコクピット

　心安らぐ色味やモニターが一切ないアナログなコンソールに胸が震えます。隣に設置された新幹線の台車を上から見られるという、贅沢な光景もぜひ目に焼き付けておきましょう。
　
　今は残念ながらコロナウィルスの影響でカワサキワールドの来場者も普段より少ないですが、その分ゆっくり見られます。タイミングが合えば、この人気の運転席をじっくり堪能できるかもしれません。

　次回はいよいよモーターサイクルギャラリーのレポートをお伝えします。