やっぱり鈴鹿はモータースポーツの街!? 勝運を宿す「勝速日神社」は白子駅から徒歩2分の場所にあった
バイクのニュース / 2020年8月24日 17時0分
鈴鹿8耐やF1日本GPなどの舞台となる鈴鹿サーキット。モータースポーツの街、鈴鹿には、勝運を宿す「勝速日神社」があります。どんな神社なのでしょうか。
■なぜか鈴鹿にあった、勝運に恵まれた神様が宿る場所
鈴鹿8耐でおなじみ、鈴鹿サーキットへ行く際に、利用する人も多い近鉄「白子(しろこ)駅」から徒歩2分の場所にある「勝速日(かつはやひ)神社」は、「勝=Victory」「速=Speed」「日=Rising Sun」という、まさにモータースポーツを連想させる、勝運の神様が祀られています。
この「勝速日神社」(鈴鹿市白子本町10-15)は、鈴鹿8時間耐久ロードレース前の安全祈願や参戦マシンを境内に並べて祈祷するなど、レース関係者にとってはまさにモータースポーツのパワースポットでもあり、またF1日本GP開催時には多くのファンが訪れることでも知られています。
神社の由来、根源は言い伝えであることも多く「文明(室町時代)以前の創建」と言われているそうです。その後、元々は二社を並べて祭祀していたところ、元禄以降に一社殿として、近郊の多くの人々の信仰を集めたとされています。
さらに明治41年に「勝速日神社」と称され、勝運に恵まれた神様が宿るとされているようです。
「勝速日」を深読みすると、合気道に行きつきます。この神社に祀られている「正勝吾勝勝速日天忍穂耳尊(まさかつあかつかちはやび・あめのおしほみみのみこと)」は、合気道でも大切な根源とされているようです。すなわち「勝たずして勝ち、吾に勝ち、一瞬で速やかに勝つ」と。
モータースポーツの世界も、深く読めばただ速いだけでは勝てない世界。目先の勝負だけでなく、スターティンググリッドに並ぶまでの日常を含めた行動や考え方もレースの結果に深く影響するとすれば、やはりモータースポーツの神様と言えるのかもしれません。
これからもライダーやドライバー、モータースポーツの関係者、ファンを見守ってくれることでしょう。
近鉄「白子駅」は、鈴鹿サーキットの玄関口の駅としても知られている。「勝速日神社」は駅から歩いて2分という近さ
近鉄「白子駅」から歩いて2分という線路沿いの“駅近”神社ですが、周囲はやけに閑静な印象で、鳥居をくぐり、境内に足を踏み入れると気持ちが穏やかになります。境内にはたくさんの献燈が立ち並び、火が灯ればさぞかし美しいことでしょう。
ここはF1の絵馬も知られていますが、とくにバイクや車を想像させるものはなく、そこがまたかえって神々しさを感じさせます。
2020年は残念ながら鈴鹿8耐の開催中止がアナウンスされましたが、またここに戻ることを祈りつつ、お賽銭をお供えしました。モータースポーツの街、ツーリングの目的地として訪れてみるのもいいかもしれません。
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