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ヤマハ「トリシティ300」日本市場導入 車両自立のアシスト機能を初採用

バイクのニュース / 2020年8月24日 15時0分

ヤマハはフロント2輪のミドルサイズスクーター「トリシティ300 ABS」を発売します。ヤマハ独自の技術「リーニング・マルチ・ホイール」を採用した最新モデルにはどのような特徴があるのでしょうか。

■ヤマハ独自の技術「LMW」に新たな仲間が登場

 ヤマハはフロント2輪のミドルサイズスクーター「トリシティ300 ABS」を9月30日に発売します。

 バイクをより安全に楽しめるようにするためのヤマハ独自の技術「リーニング・マルチ・ホイール」=LMWテクノロジーを採用したトリシティ300 ABSは、旋回時の優れた安定感や自然なハンドリングを実現した新型モデルです。

 環境性能に優れた292ccのブルーコアエンジンを搭載したトリシティ300 ABSでは、これまで発売してきたLMW採用車(トリシティ125、トリシティ155、NIKEN、NIKEN GT)で初となるスタンディングアシストを採用。

 スイッチ操作によりLMW機構上部のアームに設置したディスクを電動キャリパーでロックすることで、車両自立のアシストが可能となっています(走り出すと自動で解除)。また、アシスト中もサスペンションの伸縮機能は維持されるので、押し歩き時に小さな段差などを越える時も車体が取り回しやすくなっています。

ヤマハ「トリシティ300 ABS」。車両自立のアシストを可能にするスタンディングアシストが採用されています

 そのほか、トリシティ300 ABSでは“My Right Arm(ビジネスを支えてくれる右腕)”というコンセプトに基づいたアクティブでスマートなスタイリング、安定感としなやかな乗り心地を両立する新フレーム、リアブレーキ操作でフロントブレーキにもバランスよく効力を発生させ制動時の車体挙動に穏やかさをもたらすUBS(ユニファイドブレーキシステム)も採用されています。

 ヤマハLMW搭載車のラインナップ拡充にも貢献するトリシティ300 ABSの価格(消費税込)95万7000円、国内年間販売計画は400台となっています。

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