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ヘリにロボット、バイク 帰りたくない! カワサキワールド ~カワサキワールド潜入記その6~

バイクのニュース / 2020年8月26日 13時0分

川崎重工グループの企業ミュージアム「カワサキワールド」では創業から現在に至るまでの歴史やこれまで製造した製品の現物を見ることが出来ます。最終エリア「空のゾーン」ではどのような展示物が見られるのでしょうか。

■話題をあつめたあのモデルも展示中

 カワサキワールドもいよいよ最後のエリア、パフォーマンスロボットからの「空のゾーン」です。ここに展示されているのは1961年から1989年の長きにわたり製造された川崎バートルKV-107II型ヘリコプターで、操縦室にも入れます。その搬入の模様もホームページに掲載されているので是非ご覧ください。圧巻です。

 機械ならではの正確さ、速さで多様な製造ラインで活躍するロボットたちの動きが見られる「パフォーマンスロボット」の手前には、ビモータ×カワサキの「TESI H2」が展示されていました。カワサキワールド入り口からここまで見学してきて、時代の変化とともにテクノロジー、そしてカワサキの進化を感じずにはいられないこの眺めに、言い知れない感動を覚えます。
 
 そして壮大な鉄道ジオラマを発見! 神戸港からE5系新幹線が搬出される風景など川崎重工兵庫工場で設計、製造した車両の模型が走りまくっています。バイクショップでのミーティングの様子など、探しても探してもキリのない遊び心満点のレイアウトに時間などすっかり忘れてしまいます。カワサキワールドでは「鉄道ジオラマ、スクープを探せ!」というチラシも用意してくれているので、ぜひ、それを見ながらこの小ネタのオンパレードを堪能していただきたいです。
 
 他にもジェットスキーの展示や、TECHNO-LABという子供向けとはいえかなり本格的にカワサキ製品の技術を紹介するコーナーもあり、あっという間に時間が経ってしまいました。
 
 カワサキワールド、神戸海洋博物館を堪能した後は、隣接する神戸ポートタワーやumie MOSAICなどで夕暮れ時を過ごすのも素敵でしょう(「神戸ポートタワー」との入場券がセットになった、神戸ポートタワー共通券も販売されています)。新型コロナウィルスの懸念で来場者がかなり減少しているそうですが、今はゆったりと、この贅沢な空間を堪能するのもいいのではないでしょうか。

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