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神戸のソウルフード「ぼっかけ」を山陽自動車道「淡河PA」で食す!? バイクで行く高速道路グルメ

バイクのニュース / 2020年8月28日 13時0分

兵庫県神戸市長田区の名物として知られる「ぼっかけ」が、丼となってパーキングエリアのメニューになっています。山陽自動車道「淡河PA」の「ぼっかけ丼」をご紹介します。

■神戸のソウルフードを高速道路で味わえる!

「ぼっかけ」とは、牛すじとこんにゃくを甘辛仕立てで煮込んだ、兵庫県神戸市長田区の名物です。食糧難の戦後、当時廃棄されていた牛すじをこんにゃくと共に醤油やみりんで甘辛く味つけたご当地グルメです。じつは山陽自動車道「淡河パーキングエリア(PA)」では、そのぼっかけを丼に乗せた「ぼっかけ丼」が食べられるのです。

 全国各地に点在する高速道路、有料道路上のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)では、地元ならでは食材や料理を味わえることもあり、もはや穴場のツーリングスポットと言えなくもありません。なかなか行けない遠方ツーリングの場合は、一期一会の絶品グルメにもなるのです。

 山陽自動車道「淡河(おうご)PA」の淡河というエリアは、兵庫県神戸市北区の一角にあります。豊臣秀吉が宿場として整備させ、宿本陣跡は観光地にもなっています。また「道の駅淡河」も、ツーリングライダーの立ち寄りスポットになっています。

「淡河PA」に立ち寄り、オーダーしたのは「神戸ぼっかけ丼」(710円)と、三田牛を使った手作りの「淡河コロッケ」(180円)、合計890円のPA飯です。

 ぼっかけ丼の甘辛く煮込んだ牛スジは、ライディングで疲れた体に優しく染み渡ります。想像以上にあっさりとした味付けで、胃にも優しい印象です。きつねうどんとセットにしたメニューもあるようです。

 名物とされている三田牛を使用したコロッケは、中がホクホクで食べ応えもあり、ちょうど良いサイドメニューです。1000円以下でとても満足できるPA飯でした。

 ちなみに「淡河PA」人気ナンバーワンは「淡河ちゃんぽん」(810円)、ぼっかけ丼は人気ナンバーツー、ナンバースリーは「豚汁定食(610円)」となっています。

「淡河」の漢字を見て「おうご」とは読めず、看板を見て知ることに

 24時間稼働のシャワーステーションも隣接し、10分200円、男性3室、女性1室が設置されています。コインランドリーやマッサージチェアも24時間稼働しているので、ツーリング途中でリフレッシュするのも良いでしょう。スナックコーナー、フードコートの営業時間は7:00から20:00まで。コンビニエンスストアもあり、じつに充実したPAでした。

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