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バイクが大好き! 会員数3000人を超えるFB「バイク女子部」がミーティングを決意した訳

バイクのニュース / 2020年9月8日 11時0分

2020年8月22日にバイカーズパラダイス南箱根で「バイク女子部」ミーティングが行われました。いつもとは違った状況で行われた同イベントはどの内容なのでしょうか。

■4ヶ月遅れで開催された5回目のミーティング

 SNSのひとつである「フェイスブック」には「バイク女子部」というグループがあります。代表の松崎祐子さん、林香織さんを中心に2013年に発足しましたが、今や登録者数は3000人を超え、年齢はもちろん、メーカーやバイクの種類も問わずたくさんの部員の皆さんが交流しています。

 去る8月22日、バイカーズパラダイス南箱根にてバイク女子部の5回目のミーティングが行われました。今や多くのバイクメーカーをはじめ様々な企業も協賛し、フェイスブックのグループの集まりとは思えない規模で開催しています。今回は140台のバイク、そして女性ライダーが参加しました。

 実は5回目のミーティングは今年の4月末に予定していましたが延期になり、今回は満を辞しての開催となりました。とはいえ全国的にもコロナのニュースの絶えないこの時期に、イベントを決意するのは難しかったのでは? 代表の2人にお話を伺いました。

■林さん
「正直、迷いはありました。でも密室ではなく青空の下でのイベントですし、コロナがいつ収束するのか解らない今、ただ黙って我慢するのではなく『コロナと共存』する方法の一つとして、できる限りの対策を講じ開催しようと決断しました」

「バイク女子部」の代表、林香織さん(左)と松崎祐子さん(右)

■松崎さん
「今年はやはりコロナの影響でイベントも少なく、気持ちも鬱々としがちな日々が続いていました。そんな中でバイク女子部のみんなが笑顔になれる場所を作る、それはこのイベントを始めた当初から掲げているテーマなのですが、こんな今だからこそ、感染防止対策をしつつも集まれる場所を作りたい、という思いがありました」

―――では開催してみていかがでしたか?

■松崎さん
「何より女性ライダーの楽しそうな笑顔が見られたことが一番良かったです。集合写真もいつもはギュッと集まって撮るのですが、今回は密を避けるため各自のバイクの側に立ってもらい撮りました。マスクやフェイスシールド越し、距離を取りながらでも集まれた喜びは一入でしたし、いつの日か『こんなこともあったね』って、またみんなで笑って話せたらいいなと思います」

■林さん
「来てくれたみんながミーティングで新しい友人と出会い、その後も繋がっている姿もフェイスブックで見かけ、とても嬉しかったです。また、今回はコロナを考慮して参加できないけれど、次回は絶対参加したい! と言う声もたくさん頂きました。一人一人が状況を鑑みて判断してくれたことはとても良かったと思います」

※ ※ ※

 いつもは受付を設けますが今回のミーティングでは無くしたり、参加した人に配られるお土産類は手渡しせずに各バイクに置く、など密を避けるために様々な工夫が成されました。

アトリエlachicaのNORIさんは商品を触る前に消毒ジェルをつけてもらうようにお客様に呼びかけました

 出展者の革製品ショップ、アトリエlachicaのNORIさんは「お客様には商品を触る前に消毒ジェルをつけてもらうようにお願いしました。コロナの間はこのように気をつけながらイベントに参加していけたらと思います」

ドゥカティジャパン社長のマッツ・リンドストレームさんもバイクで駆けつけました

 バイクで駆けつけたドゥカティ・ジャパン社長のマッツ・リンドストレームさんは「今年はイベントが全くできなかったので、とにかく楽しみでした。皆さんが楽しそうにバイクに乗っている姿を見られるのがとても嬉しいです」と語ってくれました。

 参加者各自がそれぞれの「安全」を今まで以上に考え、自分にとって最善の判断を積み重ねていくこと、それはコロナと共存しながらバイクライフを送る一つのヒントかもしれません。彼女たちの試みは、大きなテストケースの一つになったのではないでしょうか。

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