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ビモータ「テージH2」ついに登場! イタリアでの発売は10月1日

バイクのニュース / 2020年9月14日 11時0分

イタリアの高級バイクブランド「ビモータ」は、カワサキ製のスーパーチャージドエンジン搭載の新型モデル「テージH2」を10月1日に発売します。コンセプトモデルとの違いはどこにあるのでしょうか。

■テージH2の市販バージョンがついに登場

 イタリアの高級バイクブランド「ビモータ」は、カワサキ製のスーパーチャージドエンジン搭載の新型モデル「TESI(テージ)H2」を10月1日に発売します。

 川崎重工業がビモータの49%の株式を取得し、ブランドのメインオーナーとなった後、イタリアのバイク見本市「EICMA2019」でコンセプトバイクとして発表されたイタリア製のテージH2は、信頼性の高いカワサキ製パワーユニットを個性的なレイアウトの車体に搭載したハイパーバイクです。

 市販モデルでは、コンセプトモデルとほぼ同じフェアリングデザイン、ウイングレット、センターヘッドライト、ハブセンターステアリング、巨大なエキゾーストシステムを搭載していますが、ボディーカラーはコンセプトモデルの白、黒、赤のカラーリングから黒(カーボン地)のカラーリングに変更され、フェアリングにはイタリアのトリコロールがあしらわれています。

 また、搭載される998ccのスーパーチャージャー付き直列4気筒エンジンは、カワサキ「Ninja H2 CARBON」231ps/11,500rpmを発生し(ラムエア加圧時は242ps/11,500rpmまでパワーアップ)、最大トルクレベルは11,000rpmで14.4kgf・mに設定されています。

 なお、テージH2ではターンシグナルなどの部品にカワサキ製のパーツが使われています。

 今回の発表に際し、テージ生みの親であるPierluigi Marconi(ピエルイジ・マルコーニ)氏は次のようにコメントしています。

「私の夢が現実になりました。ビモータの革新的なモデル“テージ”は、高品質なカワサキ製ユニットにより劇的に改善されました。

ビモータ「TESI(テージ)H2」コンセプトモデル

 カワサキから供給されたテージH2プロジェクトでは、エンジン周辺のフレームをビレット(ブロック削り出し)アルミ合金部品で構成することにより、信じられないほどの力を解放する過給付き4気筒エンジンの周りに質量を集中させています。

 また、テージH2の特徴として、ブレーキ時の沈み込みを機械的に減少させ、確実に
安定感のあるコントロールされた運転を可能にします。

 ヨーロッパでの発売以降は、徐々に他の市場にも拡大していきます」。

※ ※ ※

 ビモータがカワサキとのパートナーシップをアピールするために発表した最初のモデルとなるテージH2の価格は6万4000ユーロ(日本円で約806万円)、250台のみが生産される予定です。

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