MotoGP第7戦サンマリノGP ヤマハのF・モルビデリが最高峰クラス初優勝
バイクのニュース / 2020年9月15日 15時0分
2020年MotoGP第7戦サンマリノGP MotoGPクラスの決勝が9月13日にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われました。どのような結果になったのでしょうか。
■25歳のイタリア人ライダーが最高峰で初優勝
2020年MotoGP第7戦サンマリノGP MotoGPクラスの決勝が9月13日にミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われました。
予選2日目にヤマハ勢がトップ4を独占しサンマリノGP決勝序盤では、2番手スタートのF・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)と4番手スタートのV・ロッシ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が熾烈なトップ争いを展開。2台のトップ争いの中で次第に後続を引き離していきます。
中盤に入るとV・ロッシ選手は徐々に遅れはじめ、残り8ラップの時点でF・バニャイア選手(プラマック・レーシング)、J・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)、A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)の集団が徐々に近づいてきます。
最終的にはF・モルビデリ選手がトップでチェッカーを受けMotoGP初優勝、2位にF・バニャイア選手(初表彰台)、3位にJ・ミル選手が続きました。
今回のレースを終え、年間ポイントランキングトップ5はA.ドヴィツィオーゾ選手(ドゥカティ・チーム)/76ポイント、F・クアルタラロ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)/70ポイント、J・ミラー選手(プラマック・レーシング)/64ポイント、J・ミル選手/60ポイント、M・ビニャーレス選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/58ポイントとなっています。
なお、サンマリノGPで表彰台を獲得した3選手は以下のようにコメントしています。
■F・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)
2020年MotoGP第7戦サンマリノGP MotoGPクラスで優勝したF・モルビデリ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)
「まるで魔法にかけられたような、非常に楽しい1週間でした。昨日まで何もかもすべてが順調だったので、決勝を前に、きっと何か良いことが起こると感じていました。その結果、こんなに素晴らしい瞬間が訪れたのです!
ホームコースで世界選手権を優勝したことは今までに一度もありませんでした。それをMotoGPで成し遂げたのですから、人生最大の喜びです。これは私ひとりのことではなく、チームワークの賜物です。ともに戦うすべての人に感謝します。
そして今日のことだけでなく、ここまでに積み上げてきたすべてのことを心から誇りに思えます。7年前は、ここでストック600に出場していました。それが今は、MotoGPで優勝できるまでになったのです。本当に驚くべきことで、とくに今年、初めて迎えた観客の前で勝利できたこともうれしく思います。彼らからの祝福に感動し、ともに祝えることに感謝します。彼らのために戦っていることを実感しています」。
■F・バニャイア選手(プラマック・レーシング)
2020年MotoGP第7戦サンマリノGP MotoGPクラスで2位に輝いたF・バニャイア選手(プラマック・レーシング)
「今回のGPでの目標は完走することでした。土曜日のフリープラクティス3の時に、ヘレスでのGPと同じような感覚を持てたので、ライディングについてだけ考えるようにしました。
最後の2周で足が痛くなってきたが、歯を食いしばって、もうダメだと思いましたが、自分のホームGPで初のMotoGP表彰台に立てました。私のチームとドゥカティに感謝しなければなりません。
■J・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGP第7戦サンマリノGP MotoGPクラスで2位に輝いたJ・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
「本当に嬉しいです。ここではオーストリアの時ほど強くはなかったけど、とにかく表彰台に上がれたのでよかったです。最後の追い越しは本当に楽しかったし、とてもワクワクしました!
狙ったコーナーで抜けると思っていたので、自信がありました。最初の数周はフレッシュタイヤで少し苦戦することはわかっていましたが、ユーズドタイヤでのペースはかなり速くなっていましたし、マシンのフィーリングも良かったので、それを生かすことができました。火曜日のテストで作業をして、来週末に向けて準備をしていきます」。
※ ※ ※
第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPは同じくミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで9月18~20日にかけて行われます。
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