2020年MotoGP第9戦 F・クアルタラロ優勝でポイントランキングトップに浮上
バイクのニュース / 2020年9月28日 15時0分
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラスの決勝が9月27日バルセロナ・カタルニア・サーキットで行われました。どのような結果になったのでしょうか。
■予選に強いヤマハ勢がフロントロウを独占
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラスの決勝が9月27日バルセロナ・カタルニア・サーキットで行われました。
今回の予選では、フランコ・モルビデリ選手、ファビオ・クアルタラロ選手(ともにペトロナス・ヤマハSRT)、バレンティーノ・ロッシ選手(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)のヤマハ勢がフロントロウを獲得。フランコ・モルビデリ選手はそのまま好スタートを切り、ホールショットを奪います。
レース開始直後には、ポイントランキングトップにつけていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手(ドゥカティ・チーム)がヨハン・ザルコ選手(エスポンソラーマ・レーシング)のスリップダウンに巻き込まれともにリタイア。
序盤のトップグループはF・モルビデリ選手、V・ロッシ選手、F・クアルタラロ選手、ジャック・ミラー選手(プラマック・レーシング)、ジョアン・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)で形成されました。
9周目、2番手を走行していたF・クアルタラロ選手がF・モルビデリ選手をパスし、その後は一度もトップを譲ることなく勝利を収めました。
なお、2位にはJ・ミル選手、3位には13番手スタートのA・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)が入賞しています。また、最高峰クラス200回目の表彰台を目指していたレジェンド・ライダー、V・ロッシ選手は残り9ラップで転倒し、リタイアとなっています。
今回のレースを終え、表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■F・クアルタラロ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラス決勝で優勝したF・クアルタラロ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)
「今季、最高の喜びです! ヘレス以降、苦しい時期が続いていたので、前の2回の優勝以上に今日は本当にうれしいです。私自身、序盤であそこまで速く走れるとは思っていなかったのですが、終盤のジョアン・ミルとアレックス・リンスのスピードにも驚かされました。
私たちがなぜ終盤で苦戦することになってしまうのか、その原因を追求しなければならないと思っています。私たちのマシンは予選のほうが調子が良いことがわかってきていますが、最も重要なのは決勝の結果ですから、このことについてはバランスが必要です。しかし今日は、最終的に勝利をもぎとり表彰台のトップに立つことができ満足です。また、今シーズンはレース数が少ないなかで、次回は私のホームGPに出場できることもとてもうれしいです。優勝のチャンスを与えてくれたチームに感謝します」。
■J・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラス決勝2位を獲得したJ・ミル選手(チーム・スズキ・エクスター)
「3列目からのスタートだったため、非常にタフなレースでした。トラブルに巻き込まれないように気をつけて、何人かのライダーをオーバーテイクするようにしていきました。
ミラーの後ろについたときは、彼についていくことが必要だとわかっていたので、アドバンテージを得られるように準備をしていました。ファビオはすべてをうまくコントロールしていて、素晴らしいレースをしてくれました。久しぶりに2人のライダーが表彰台に上ったことは、スズキにとってとてもうれしいことでしょう」。
■A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)
2020年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラス決勝3位を獲得したA・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)
「ここ数週間はずっと苦戦していましたが、今日はホームレースで表彰台を獲得できて最高の気分です。ヘレスで肩を痛めてからは、簡単にはいかなくなっていて、トップで戦えるだけの体力をつけるのは難しかったです。
でも、マシンから離れて頑張ってきたし、チームもすごく頑張ってくれて、たくさんのサポートをしてくれたので、感謝しています。ファンの皆さんにも感謝したいですし、とても幸せです」。
※ ※ ※
今回のレースを終え、F・クアルタラロ選手が総合108ポイントでランキングトップに浮上していますが、2位のJ・ミル選手が100ポイント、3位のM・ビニャーレス選手が90ポイント、4位のA・ドヴィツィオーゾ選手が84ポイントと以前、拮抗した展開が続いています。
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