MotoGP第10戦 マルケス弟が初の表彰台獲得! ホンダが2020年シーズン初の表彰台
バイクのニュース / 2020年10月12日 15時0分
2020年MotoGP第10戦フランスGP MotoGPクラスの決勝が10月11日ル・マン・サーキットで行われました。どのような結果になったのでしょうか。
■ホンダが今季初の表彰台
2020年MotoGP第10戦フランスGP MotoGPクラスの決勝が10月11日ル・マン・サーキットで行われました。
今回の予選では前戦のカタルーニャGPで優勝したファビオ・クアルタラロ選手(ペトロナス・ヤマハSRT)がトップタイムをマーク。2番手にジャック・ミラー選手(プラマック・レーシング)、3番手はダニロ・ペトルッチ選手(ドゥカティ・チーム)が並びました。
また、フランスGPではウェットコンディションのため周回数を27周から26周に減算。ドライに回復した場合にはピットインしてマシンの乗り換えも可能となっています。
レース開始の一周目、2番手スタートのJ・ミラー選手がトップを奪取。レジェンドライダー、V・ロッシ選手は3コーナーでスリップし、早々のリタイアとなってしまいました。
その後、レース序盤から中盤にかけては、D・ペトルッチ選手、A・ドヴィツィオーゾ選手、J・ミラー選手のドゥカティ勢がトップグループを形成。
その後方では18番手スタートのアレックス・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)が6番手まで浮上します。
レース終盤、3番手を走行中のJ、ミラー選手がマシントラブルでリタイア、A・リンス選手(チーム・スズキ・エクスター)が転倒と波乱続きの展開となりましたが、残り3周の時点でA・マルケス選手がA・ドヴィツィオーゾ選手を抜き去り2番手に浮上。
最終的には1位D・ペトルッチ選手、2位A・マルケス選手、3位P.エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)という結果になっています。
フランスGPで表彰台を獲得した3選手は次のようにコメントしています。
■D・ペトルッチ選手(ドゥカティ・チーム)
D・ペトルッチ選手(ドゥカティ・チーム)
「信じられないようなレースでした。今朝の時点では、ドライコンディションでも良いパフォーマンスができると思っていましたが、グリッド上に雨が降っているのを見て、難しいレースになることはわかっていました。失うものは何もないと思っていましたし、もしかしたらウエットでも同じように強くなれるかもしれないと思っていました。
過去には、このようなコンディションで表彰台を獲得したことはありましたが、優勝は一度もありませんでした。表彰台の頂点に立つのを長い間待っていましたが、ここル・マンでそれができたのは嬉しいです。この苦しい時期でも信じ続けてくれたすべての人にこの勝利を捧げたいです」。
■A・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)
A・マルケス選手(レプソル・ホンダ・チーム)
「すばらしい日になりました。18番グリッドからのスタートは簡単ではありませんでしたが、とてもいいフィーリングがありました。カルとポル、そしてドヴィとのバトルで少しタイムを落としましたが、それ以外ではいい走りだったと思います。Repsol Honda Teamにとってすばらしい結果となりました。常に僕を信じてくれて、一生懸命がんばってくれたチームに感謝したいです。
僕もチームも決してあきらめませんでした。午前中のドライのウオームアップでもいいフィーリングがあったので、すべてをうまくコントロールできたと思います。すばらしい週末でした。次のアラゴンは2連戦です。この結果をドライでも出さなければなりません」。
■P.エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)
P.エスパルガロ選手(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)
「とても楽しく、とてもタフなレースでした。雨が降ってくるのを見て、失うものは何もないと覚悟して挑みました。終盤はスピンしたりスライドしたりしていましたが、表彰台が目の前に迫っていることに興奮していたので、プッシュしました。最高のエンディングでした」。
※ ※ ※
今回のレースを終え、ポイントランキングトップのF・クアルタラロ選手は115ポイント、2位のJ・ミル選手が105ポイント、3位のA・ドヴィツィオーゾ選手が97ポイント、4位のM・ビニャーレス選手が96ポイントと以前、拮抗した展開が続いています。
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