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上り坂が楽しいヤマハ「YPJ-MT Pro」 電アシの世界 は“楽する”から“楽しむ”にシフトする!?

バイクのニュース / 2020年10月14日 13時0分

ヤマハはスポーツ電動アシスト自転車「YPJ」シリーズのフラッグシップモデル「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ・エムティー・プロ)」のメディア向け試乗会を開催しました。その実力はどれほどのものなのでしょうか。

■デザイン性と走行性を両立するヤマハの新型モデル「YPJ-MT Pro」

 ヤマハは2020年9月25日に発売したスポーツ電動アシスト自転車「YPJ」シリーズのフラッグシップモデル「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ・エムティー・プロ)」のメディア向け試乗会を開催しました。

 「Fun and Exciting unusual experience~楽しくて刺激的な非日常体験」をコンセプトに掲げる本格的なオフロード向けモデルYPJ-MT Proは、他メーカーなども搭載し高い評価を得ているヤマハのモーター「PW-X2」を自社製品として初搭載したモデルです。

 必要な剛性を確保するため、バッテリーを挟み込む形の閉断面チューブを配置した新開発のフレームを採用するYPJ-MT Proではヤマハ初となるフル(前後)サスペンションを採用。

 オフロードに興味があり、マウンテンバイクやオフロードバイクでオフロードの経験やスキルがあるユーザーでも楽しめる懐の深いモデルに仕上げられています。

 2019年の東京モーターショーで展示されたコンセプトモデル「YPJ-YZ」を前身に持つYPJ-MT Proについて、開発リーダーを努めたSPV事業部 開発部 渡邉 岳 主査に話しを伺ってみました。

―――YPJ-MT Proの開発はいつ頃からスタートしたのでしょうか。

 2018年からスタートしました。

―――2019年の東京モーターショーではYPJ-MT Proの前身といえるYPJ-YZも展示されていましたが、その頃にはほぼ完成形が見えていたということでしょうか。

2019年の東京モーターショーで展示された「YPJ-YZ」。YPJ-MT Proの前身といえる存在です

 お客様の声を確認するためモーターショーで展示させて頂きましたが、非常にいい反響があったため、製品化することが決定しました。

―――YPJ-MT Proではヤマハ初のフルサスペンションとなっていますが、こうした技術はオフロードバイクの技術がフィードバックされているのでしょうか。また、初のフルサスペンション車開発にあたって苦労した点などについても教えてください。

 自転車の場合はすでにサスペンションメーカーが準備しています。もちろん、細かなセッティング等はこちらから指示しています。

YPJ-MT Proの開発リーダー、SPV事業部 開発部 渡邉 岳 主査

 初のフルサスペンション車ということもあり、テストを行った当初はリアサスペンションの動きがあまり良くなく、リンクやその他諸々にテコ入れをして改善していきました。

―――YPJ-MT Proではすでに欧州で販売されているPW-X2という新しいモーターを搭載していますが、既存の物とは特性などに違いがあるのでしょうか。

 欧州ではE-kitとしてメーカーに供給していますが、YPJ-MT Proでは公道でも走れるように、日本の法規に合わせたセッティングとなっています。また、完成車メーカーならではの強みを活かしチューニングを行うことで、YPJ-MT Proにベストな仕様となっています。

―――渡邉さんはバイクにも乗られていたとお聞きしていますが、バイク乗りから見たYPJ-MT Proの魅力とはどんな点でしょうか。

 私自身もリアがリジッドのYPJ-XCと電動アシスト機能のないフルサスのマウンテンバイクを所有していますが、バイクとはまた違った魅力がありますね。

 国内には世界的な4メーカーが存在していますが、なかでもヤマハは自転車にかなり注力していますし、「モーターサイクルメーカーだからできるデザイン」であったり走行性にはかなり拘っています。ぜひ、多くの方にYPJ-MT Proの走りを味わって頂きたいですね。

■その乗り味は?

 説明会の後には、神奈川県横浜市の「トレイルアドベンチャー」でYPJ-MT Proに試乗する機会が与えられたため、早速、登り坂が多めに盛り込まれたオフロードコースで試走してみました。

山道の景色に溶け込むヤマハ「YPJ-MT Pro」。その実力は!?

 筆者(バイクのニュース編集部員)は、ロードバイクやピストバイクを所有していた経験がありますが、マウンテンバイク(MTB)でオフロードを走行した経験はごくわずかです。

 また、電動アシスト自転車も長期間試乗したことがありますが、電動マウンテンバイク(e-MTB)は今回が初めてです。早速、ハンドル左のディスプレイにあるスイッチをON。こうした操作は「家電」のような感覚で、直感的に行うことができます。

 モードはアシスト力の弱い順に、プラスエコ、エコ、スタンダード、ハイ、エクストラパワーモードのほか、自動でアシスト力を変更してくれるオートマチックアシストモードも備えられていますが、当日は残念ながら所々ウエットであったため、スタンダードが推奨されていました。

試乗会が行われた神奈川県横浜市の「トレイルアドベンチャー」のオフロードコース。ウェットコンディションでもYPJ-MT Proは軽々と坂道を登ります

 早速、入り口付近の傾斜のきつい上り坂を走ってみます。ヤマハの説明では「登りも楽しくなるのが電動アシスト付きマウンテンバイクの長所」と言われていましたが、その言葉に偽りはなく、YPJ-MT Prohは悪路であっても楽に登っていきます。

 また、モーターの介入も自分の漕ぐ力にあわせ自然に同調され、違和感を感じることなく走り続けられます。

 もちろん、下りであって強度とデザイン性にこだわったフレーム、ストロークの長いサスペンションのおかげで快適に楽しむことが可能でした。

※ ※ ※

 オフロード走行の経験が少ない初心者にも優しくありながら、上級者の要望にも応えるヤマハのフラッグシップ・電動オフロード「YPJ-MT Pro」は、今後、レース会場などで試乗を行い、より多くの人にその魅力を伝えていくといいます。

 10月9日時点で全国に65店舗が存在する「YPJ Pro Shop」で購入可能なYPJ-MT Proの価格(消費税込)は66万円となっています。

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