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関越自動車道「赤城高原SA」のソースカツ丼は畜産王国・群馬の魅力が詰まった絶品「SA飯」!! バイクで行く高速道路グルメ

バイクのニュース / 2020年10月22日 11時0分

関越自動車道を下り、群馬県方面へ巡るツーリングなら、長めの休憩&給油のためにしばらくPAが続く手前の「赤城高原SA」のソースカツ丼がオススメです。

■養豚業が盛んな群馬県の絶品「ソースカツ丼」

 関越自動車道「赤城高原SA」(下り)は、「赤城IC」と「昭和IC」の間に位置する、群馬県利根郡昭和村にあるサービスエリアです。高台にある敷地内からは赤城山や高速道路の本線を見られるポイントがあり、リフレッシュには最適なSA(サービスエリア)となっています。

 ちょっとした休憩や、時間に急いでいるときにはコンパクトなPA(パーキングエリア)でササッと用事を済ますのもいいですが、時間に余裕のある時や給油を伴う際(ほとんどのSAにはガソリンスタンドが設置されている)には、SAでゆっくり食事や休憩をするのも良いものです。施設の規模が大きいので、グループツーリングの休憩ポイントとしても便利ですね。

 ここ「赤城高原SA」には、地元の食材を使ったメニューが充実したフードコートがありす。NEXCO東日本の公式HP「ドラぷら」を見ると、フードコートの人気ナンバーワンメニューは、群馬県産の豚バラ肉とモモ肉を八丁味噌で味付けした「二代目ブー次郎丼」、続いて「まいたけうどん・そば」、「激辛味噌ラーメン」となっています。

 ちなみにフードコートの脇には日本3大うどんのひとつである、水沢うどんの専門店『あかぎ庵』もあり、こちらも人気です。

 フードコートのメニューの中から、今回チョイスしたのは「群馬県産豚のソースカツ丼(950円)」です。じつは群馬県は、日本でも有数の養豚業が盛んな県なのです。また、渋川市などを中心に、赤城山の周囲はカツ丼と言えば“ソースカツ丼”という食文化のエリアでもあります。

 丼の中には、小ぶりながら少し厚めのカツが、キャベツの座布団の上に鎮座しています。噛みしめると、少し甘めのウスターソースのしみた衣からはマイルドな酸味がジュワッ、続いて豚肉のうまみが口の中に広がります。そして粗めの千切りキャベツがフレッシュでまた良いです。なんとも食欲をそそる組み合わせに、ワシワシと箸を動かし一気に食べ切ってしまいました。

「赤城高原SA」の規模はやや小さめ。木枯し紋次郎をモチーフにしたキャラクターの顔出し看板が出迎えてくれる

「赤城高原SA」は、群馬県の名産品やお土産も充実しています。幅広の麺が特徴の「ひもかわうどん」や「かりんとう饅頭」などにも心惹かれますが、今回は「くるみゆべし」(4個入り324円)を購入しました。もちもちとした弾力のある生地とクルミの歯ごたえある食感が楽しく、それを群馬県の老舗醤油メーカー「正田醤油」を使って甘じょっぱく味付けしてあり、クセにになる美味しさです。お土産としてはもちろん、ツーリングの休憩時のおやつとして食べてもいいですね。

 SAですからしっかりと2輪専用の屋根付き駐輪スペースも確保されているので、群馬県北部や新潟方面へのツーリング時にはぜひ立ち寄りたいおすすめのSAです。

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