ETC搭載の二輪車限定！この秋、絶対使いたいお得なツーリングプランとは

コロナ禍により旅行での移動手段も変わりつつある昨今ですが、今年もお得にツーリングを満喫できる「ツーリングプラン」が開始しています。話題のGoToトラベルキャンペーンで旅行熱が加速している今だからこそ、バイクに乗って日本全国を駆け巡ってみたいと考えているライダーも多いのではないでしょうか？今回は、ETC搭載二輪車限定で利用できる2020年度のツーリングプランについてご紹介します。

■お得な定額料金で乗り降りが自由！

ETC搭載の二輪車が利用できる「ツーリングプラン」は、2020年7月22日～2020年11月30日（北海道コースは10月31日まで）の期間で、高速道路が定額制で乗り放題となるプランとなっています。ツーリング需要を促すと同時に、各地の観光地やツーリングスポットを活性化させ、高速道路の利用推進を図ることを目的に登場しました。

　利用条件はETC搭載の二輪車限定で、連続する最大2～3日間を対象エリアの高速道路の乗り降りが自由となります。事前の申し込みが必要となりますが、パソコンやスマートフォンでのネット申込みが可能で、「氏名」「ETCカード番号」「利用する二輪車の車両情報」を入力する必要があります。

　今回のプランでは北海道、首都圏、中京圏、関西、四国、九州の各地のツーリングスポットを巡ることができる全19コースが設定されています。利用するプランによっては通常料金の半額程度になるので、浮いたお金で旅先での食事をいつもより豪華に楽しめそうです。

　ちなみに、天候によってはツーリングが困難なこともあり、走行直前のキャンセルも可能となります。また、訪れる自治体によってはコロナウイルスの感染拡大防止のため、旅先の制限などもあるため、事前確認を忘れずにしておきましょう。

■色とりどりの紅葉や大自然を楽しんだ後は温泉で疲れた体を癒して

　ここからは、充実した全19コースの中からオススメの3コースを紹介しましょう。

ETC搭載で秋を満喫しましょう

●道央道・札樽道コース
広大な大地をツーリングできる「道央道・札樽道コース」は、最大2日間を3,100円支払うことで、札幌を中心に小樽や洞爺湖までを自由に乗り降りできるプランとなります。バイクと共にフェリーに乗って、小樽港や室蘭港まで移動したらツーリングの旅がはじまります。

　どこまでも続く羊蹄山のふもとでバイクを走らせ「ふきだし公園」に立ち寄り「洞爺湖」を眺め、室蘭インターまで走らせて「白鳥大橋」を渡れば、目の前一面に水平線を臨める「地球岬」があわられます。次に沼ノ端西まで移動し、潮風を感じながら海岸線沿いを走らせて「襟裳岬」に到着です。

　北海道の大自然を満喫したら登別温泉やニセコ温泉で旅の疲れを癒したり、札幌付近で美味しいグルメをいただくのもツーリングの醍醐味ではないでしょうか。平日であれば通常5,240円かかる高速料金が3,100円で乗り放題です。なお、こちらのコース10月31日までとなっています。

●名神・北陸道・京都縦貫道コース
　関西を中心とした「名神・北陸道・京都縦貫道コース」は、最大2日間を3,600円支払うことで、大阪、京都、滋賀付近の高速道路が乗り放題となります。

　まずは名神・豊中ICを出発し、宮津天橋立ICまで走らせたら日本海の宮津湾にある「天橋立」に到着です。日本三景にも選ばれた絶景は、天まで架かる橋として神秘的な造形が人気となっています。文珠山山上にある「天橋立ビューランド」からも天橋立付近が一望できます。初日は「天橋立温泉」で疲れを癒したら、2日目は舞鶴若狭道の三方五湖スマートICまで走らせます。

「三方五湖」は国際的に重要な湿地としてラムサール条約にも登録され、低い山々の谷間に伺える5つの湖は神秘的な色合いとなっています。一般道を少し走らせると日本一の湖である「琵琶湖」も見渡せます。再び名神の京都東ICから乗って豊中まで走らせたらゴールです。平日であれば通常6,820円かかる高速料金が3,600円で乗り放題となります。

●熊本・大分・福岡コース
　九州のツーリングでは「熊本・大分・福岡コース」の温泉旅も人気です。まずは九州道の太宰府ICから出発し熊本ICまでの91.2Kmを走らせます。阿蘇山はツーリング天国とも呼ばれ、阿蘇カルデラに広がる大自然を見渡せる「阿蘇パノラマライン」、火口原を見下ろせる外輪山につながる「ミルクロード」などに人気があります。

　次は阿蘇山をバックに「やまなみハイウェイ」を走らせ、大分道の湯布院ICから別府ICまで移動します。途中の湯布院温泉や別府温泉に立ち寄り旅の疲れを癒したら、2日目に突入です。別府ICから東九州道の上毛スマートICまで走らせたら、色とりどりの紅葉が魅力の「耶馬渓」に立ち寄りひと休みしましょう。大分道の日田ICに乗り太宰府ICまで走らせたら旅のゴールです。平日であれば通常5,500円かかる料金が3,100円で乗り放題となるプランです。

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暑い夏が過ぎツーリングには最高の季節です

　厳しい夏の暑さを超えてライダーにはうれしい紅葉シーズンがはじまり、ツーリングには最高の季節となりました。コロナの影響でツーリングを控えていたライダーたちも多いと思いますが、これからは新たな旅の移動手段として、密になりにくいバイク需要が高まっていくのかもしれません。このお得なツーリングプランを利用して、ぜひ日本中を駆け巡ってみてはいかがでしょうか。