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「#ワークマン女子」でバイクウエア的なものを物色! 女子だけど、男子禁制ではないんです

バイクのニュース / 2020年10月24日 15時0分

ワークマンの新業態店「#ワークマン女子」が横浜のコレットマーレ内にオープンしました。SNSなどでワークマンの魅力にとりつかれた女子たちが、アイテムをゆっくり選ぶとこができ、撮影映えするエリアも用意された魅力的な店舗に行ってみました。

■横浜のコレットマーレ内にオープンした「#ワークマン女子」とは!?

 10月16日に横浜のコレットマーレ内に「#ワークマン女子」の1号店がオープンしたということで、行ってきました、アラフィフ女子(もはや女子ではないというツッコミはナシね)2人で。オープン初日は、整理券が配られるほどの大行列ができ、コロナウイルス感染対策として人数制限が設けられていたのも手伝って、なんと入店までに3時間マチとなる大盛況に!すごい人気です。横浜のJR桜木町駅からすぐという立地の良さに加え、大型商業施設の中なので、路面店よりも入りやすく、お買い物後に「お茶でも―」、と女子的にはなにかと便利な立地となっているのではないでしょうか。

「#ワークマン女子」を簡単に説明すると、SNSなどでワークマンの魅力にとりつかれた女子たちが、ワークマンのアイテムを取り入れたコーディネートを「#ワークマン女子」とハッシュタグをつけて発信していたことに由来し、それをそのまま店舗名にしてSNSとの一体化「Connected」を図っている、ということなんだそうです。

 そして「#ワークマン女子」には、作業着は一切置かないとのこと。ワークマンなのに、作業着がない…、というのも、一般客に特化した店舗として、アウトドア、スポーツ、レイン用といった、機能性ウエアのみの取り扱いになります。さらに「#ワークマン女子」だけど、女性ものが全体の4割、ユニセックスが2割、男性ものが4割と、女性だけに向けた店舗ではないのです。とはいえ、入り口にはピンクのブランコがあり女性のマネキンでコーディネートの提案がされるなど、お店の前側を女性専用フロアとし、女性が選べるアイテムの割合を6割にしているところがポイント。

既存店と違い、女性専用としたフロアを2.5倍にした「#ワークマン女子」

 これまでのモール店と比べて、女性専用としたフロアを2.5倍にし、SNS “映え”しそうなスポットもいくつか用意されるなど、女性を意識した作りとなっているのです。男性モノは店の奥に揃っているので、男子も気兼ねなくどうぞ。ピンクのブランコがある正面から入るのが恥ずかしかったら、店の脇からも入店することができますので、ご安心を。

 ワークマンのイメージといったら、なんといっても「コスパの良い高性能ウエア」。“イージス”シリーズが一部ライダーの防寒着として愛用され始めたのをきっかけに、バイク乗りにも使えるアイテムとして、ライダーに徐々に浸透してきたブランドでもあります。

 ワークマンではアウトドア、自転車、ジョキングなどなど各分野の専門家やインフルエンサー的人材をアンバサダーとして30人ほどかかえ、商品開発を行っている。もちろん、バイクにも専用アンバサダーも存在し、バイクジャーナリストの大屋雄一さんが就任している。大屋さんは試乗インプレからなんでもこなすマルチなジャーナリストさんで、バイクの用品系にも強くキャンプ大好きおじさん、いやお兄さんだ。自ら北海道までキャンプにいって自走テストするなど、バイク用のアイテムを本格的に開発してくれています。そんな大屋さんとバイク女子(マンじゃないし女史だけどね)の筆者とフォトグラファーの藤村のぞみで、店内を散策。とっかえひっかえバイクに乗るときに使えそうなものを物色して来ました。

■「#ワークマン女子」の最新アイテムでコーディネートしてみました

DIAMAGIC DIRECT綿リップ防風防寒2WAYジャケットと、Wind Coreヒーターベストの組み合わせはどうですか

 まずは、DIAMAGIC DIRECT綿リップ防風防寒2WAYジャケット(3900円)と、Wind Coreヒーターベスト(3900円)の組み合わせ。極寒の中での移動をイメージして、電熱ベストと防風ジャケットという、真冬の完全防備通勤スタイルに仕上げてみました。ジャケットはコットンながらも、耐久撥水効果のある素材に、アクリルコーティングで防風性も備えた、アウトドア仕様。中綿に加え着脱式のボアのライナーが装備されています。突然の雨でも平気だし、丈も長さがあるので便利に使えそうです。中に着ている電熱ベストは、背中と腰の部分に電熱シートが配置されており、最高で50度にもなるという別名“着るこたつ”。スイッチが胸元にあるので、アウターを着てしまうと操作ができないのが難点ですが、バイク専用じゃないのでしょうがない。

 3900円なら色で遊ぶこともできるので、カモフラホワイトをセレクト。ライダー感を主張していないところも、雨の日も風の日も都内の移動は全て原2スクーターという私には、ジャストなアイテムでした。これ、本気でほしい…。どちらもユニセックスのアイテムとなり、身長157cmのわたしはSサイズを着用しています。でも、本格的にツーリングに行くには、ちょっとサイズが大きめかもしれません。バタつきが気になるヨウナキガシマス…。

ライダーのために開発されたイージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット

 続いては、イージス360°リフレクト透湿防水防寒ジャケット(5800円)。ライダーのために開発されたジャケットの新色です!とはいえ、このシリーズSサイズがないんです…(涙)。なので、Mサイズを着用。身長の高い方ならMサイズで行けるとはおもうのですが、女性にはちょっと厳しいかもですね。女性専用設計ではないので、肩幅も大きいかもしれません。

 とはいえ、男性にはかなりオススメ。ワークマンにしては5800円と強気の価格!アイテム名の通り、防水性のある生地を採用しているので、ちょっとした雨でもOKだし(耐水圧/10,000mmとバイク用としてはちょっと低め。高い防水機能がほしければ、耐水圧/15,000mmを備えるジャケットもあるので、そちらをチェックです)、背中がストレッチになっていたり、内側に大きなポケットがついていたり、袖口にはリブの内袖がついていたり、全面リフレクターになっていたりと、ライダーのために作られたアイテムとなります。

 でも、どうしてSサイズが無いのか聞いてみたところ…「価格も高めですし、サイズ展開を多くできなかったんです」とは広報の丸田さん。「声が多ければ作ります」とのことでしたので、欲しい女子はどんどん声を届けてみてくださいね。そして、このアイテムにはやっぱりプロテクターは装備されていませんのでご注意を。

 うーん、この白かわいいんだけど、スキーウエアみたいにも見えてきた…。試着室の前で撮影をしたのですが、SNS映えする背景を、とピンクなんですよ!ぴんく。ワークマンのCMでは「女子だからってピンクは着ない!」とか、言っていた気がするんですけどね…、ピンクです。でも、着るのはアレかもしれませんが、背景にするなら写真映えする色であることは間違いありません。大きなバラは、小顔見せだそーです。

レトロ女子的なイメージの透湿防水防寒杢ストレッチジャケットとミドルにレディース高撥水シェルジャケットの組み合わせ

 レトロ女子的なイメージで、透湿防水防寒杢ストレッチジャケット(3900円)と、ミドルにレディース高撥水シェルジャケット(1900円)の組み合わせ。グローブはアウターにしたジャケットは中綿入りで、防寒にもピッタリ。シェルジャケットは単純に柄が可愛かったので、アクセントとして合わせてみました。機能性というよりも見た目重視です(笑)

 それでも、ジャケットは防寒性が高いので、街乗り&スクーター女子(だけでなく男子にも)には、重宝しそうです。グローブは裏がフリースになった撥水仕様、価格がなんと780円! 防水ではないので、大雨だとしみてきそうですが、この価格なら防寒具としてアリかもですねー。何より、色が楽しい!

AERO STRETCH ULTIMATE フーデッドパーカーと、レディースダイヤフリースベスト

 AERO STRETCH ULTIMATE フーデッドパーカー(3900円)と、レディースダイヤフリースベスト(1780円)。ユニセックスのSサイズを着ていますが、思ったよりもミシュランマンだったでござる……。体温を反射して内部を暖かく保つ、アルミプリントを裏地に採用した、中綿入りのジャケットなのですが、思ったよりもっさりしたシルエットでした。若い子だったら可愛いかもしれませんが、いい年をした大人の女性には、ちょっと難しいシルエットかもしれません。

 でも、インナーにしたフリースは超軽くて温かい!着ている感覚が全く無いほどに軽いです。背中部分がアルミとなっており、暖かさをキープ。インナーに着込むには重宝するかもしれません。袖ありタイプもアリ(1900円)です!

 その他にも、本格的にアウトドアにハマっている人たちがその価格の安さにザワついたという(大屋さん・談)、メリノウールのインナー(1900円)やソックス(580円~)もあり、バラエティに飛んだラインナップとなっております。本格的にバイクに乗るとき(長距離や高速道路移動)などのときには、+α必要ですが、街乗りや通勤時に使えそうなアイテムは沢山ありました。ただ、女性にはサイズがちょっと厳しいかもしれません。

 バイクに乗るときは、バタついたり突っ張ったりすることが疲れの原因にもなるので、サイズ選びは慎重に!さらに、女性専用アイテムは良しとして、ユニセックスを選ぶときは、サイズを間違えてしまうと、野暮ったく見えてしまうアイテムもあるので、ご注意ください。

バイクアンバサダーの大屋さん

 現在、レディースの充実と、人気製品のジュニアサイズ化を進めているため、次の出店は来年春になる予定とのこと。年間20店舗からはじめ、ピーク時には50店舗、10年後には400店舗まで出店する見込みとなっています。男性用も取り扱っていることが認知されるまでは「#ワークマン女子 with 男子」の店名も使う予定となっているそうです。ワークマンはどこまで行くのか、この不況下でも右肩上がりの成長を続けながら、快進撃を見せているその実力を、実際の店舗に赴いて実際に体感してみてはいかがでしょう。

 移動は何が何でも原2スクーターの私にとって、これからの季節はワークマンのアウターが普段着として大活躍しそうな予感がします。オンラインショップはほとんど売り切れなので、改めて近場のワークマンにでも行ってみようかと…。

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