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あっという間に湯沸かし完了!? ヒートエクスチェンジャー付クッカー3種の沸騰時間を比較してみた

バイクのニュース / 2020年11月27日 11時0分

ツーリング途中で立ち寄った景色の良い休憩ポイントで、サッとお湯を沸かしてコーヒーを入れたり、カップ麺を食べたりするのは最高に気分が良いものです。そこで、効率よく短時間で水を沸騰させるクッカー3アイテムを比較してみました。

■キャンプツーリングに最適なクッカーはどれだ!?

 ツーリング途中で立ち寄った景色の良い休憩ポイントで、サッとお湯を沸かしてコーヒーを入れたり、カップ麺を食べたりするのは最高に気分が良いものです。そこで、効率よく短時間で水を沸騰させるクッカー3アイテムを比較してみました。

 まず『JETBOIL(ジェットボイル)』ですが、こちらは湯沸かしの時短アイテムとして定着しており、最近では類似した商品も多く登場しています。特徴は底部にある蛇腹状のフィン(フラックスリング)で、熱を受ける面積を増やすことで熱伝導率を飛躍的に向上させるものです。いわゆるヒートエクスチェンジャー機構と呼ばれるものです。

 スリムでコンポパクトなジェットボイルは、専用のカップとガス缶(いわゆるOD缶)がセットになっており、土台が安定していて横風にも強く、使い勝手に優れています。

 じつはこのヒートエクスチェンジャー機構は、ジェットボイル創設者が原理の利用自体に制限をかけていないため、日本のブランド『mont-bell(モンベル)』が同機構を採用したフライパンを販売するなど、他社製品も出回っているのです。

 中国ブランド『Fire-Maple(ファイヤーメープル)』もそのひとつで、同機構を備えたクッカーが発売されています。「FMC-217」は、0.9リットルのポットと、蓋がわりにもなる0.5リットルの2缶がセットになったもので、重量は268gと軽量です(大手通販サイトで3080円で購入)。

 ほかにも1.5リットル+0.8リットルの「FMC-218(3410円)」や、FMC-217とFMC-218のセット(5940円)も購入できます。底部のフィン穴径が狭いため、効率よく熱を伝道させるためには適した形状のストーブが必要ですが、色々と探した結果、イワタニ製の「ジュニアコンパクトバーナー」が相性が良いのでオススメです。

クッカーの底に蛇腹状のフィンを搭載することで熱伝導率が高まり、湯沸かしの時間が短縮される

 同じくFire-Maple製の「FMC-XK6」は、ヒートエクスチェンジャー付クッカーと耐熱断熱樹脂のフタという組み合わせで、食品衛生法に適合し、日本仕様として販売を開始したものだそうです。取り扱いは日本の会社(担当者はバイク大好きな方でした)で、商品の問い合わせなど親切に対応してくれました。

 FMC-217に比べてヒートエクスチェンジャー部の径が広いため、ストーブを選ばない汎用性が特徴です(大手通販サイトで3380円で購入)。

 さて、肝心の湯沸かし時間を比較してみました。一般的なビッグサイズのカップ麺を想定して450mlの水を沸騰させます。

 最初にジェットボイルですが、3分で沸騰しました。ただしOD缶のガス容量がやや少なかったので正確な計測ではないかもしれません。過去に計測した際は1分42秒でしたので、ご参照までに。

 次に「FMC-217」ですが、2分27秒で沸騰しました。続いて「FMC-XK6」は、驚きの1分56秒! アルミクッカーを蓋代わりにするFMC-217よりも、樹脂製蓋を持つFMC-XK6の方が熱効率が高いかもしれません。まあ、2分30秒を切るだけで相当早いですが。

 寒い時期のツーリングに、時短でお湯が沸かせるクッカーを持っていくのもいいかもしれません。

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