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ソロキャンプの次はコーヒーツーリング?美味しい一杯を淹れるために必要なものとは!

バイクのニュース / 2020年11月29日 9時0分

ライダーの間で近年話題となっているツーリングと言えばソロキャンプですが、大自然の中で至極の一杯を淹れてのんびりとした時間を嗜む「コーヒーツーリング」も注目されています。美味しいコーヒーを淹れるためには何が必要なのでしょうか。

■大自然と淹れたての一杯が堪能できるコーヒーツーリング

 ツーリング先でコーヒーを飲むためなら、自販機の缶コーヒーやコンビニのカップコーヒーで十分といったライダーも多いでしょう。しかし、わざわざ目的の場所へ行き、自分で丁寧に淹れたコーヒーと、その開放的な時間を一度経験してしまえば、クセになってしまうかもしれません。

 季節関係なく楽しむことのできるコーヒーツーリングですが、秋冬の季節であれば、冷たい風に吹かれながら長距離を走行し、バイクから降りた後ゆっくりお湯を沸かして、豆のいい香りに包まれながら、冷え切った体をコーヒーでゆるめるひとときは、長距離ツーリングを達成したライダーならではの安らぎとごほうびの時間と言えます。

 大自然の中じっくりと時間をかけて淹れるコーヒーは、その時の景色や気温によって味わいも変わります。そんなコーヒーツーリングで必要なのが、コーヒーを淹れる道具たちです。喫茶店がない海沿いや自販機がない山中など、どのような場所でもあっても淹れたてのコーヒーを飲めることがコーヒーツーリングの魅力のひとつですが、材料から道具まですべて自分で用意する必要があり、バイクに積んでツーリングしなければいけないため、どのような道具でも良いというわけにはいきません。理想としては、最小限の大きさで耐久性がありつつも、大自然の雰囲気を損ねないデザイン性も大切なポイントとなります。

■必要な道具とは?

 コーヒーツーリングで必要な道具は、おもに「お湯を沸かす道具」「ケトル」「コーヒーミル」「ドリッパー」「カップ」「ウォーターボトル」の6つです。

絶景もコーヒーの味を引き立ててくれます

 まずは、お湯を沸かすための手軽なアイテムと言えば「シングルガスバーナー」が挙げられます。ガスボンベにゴトクと一体となっているバーナーをセットするだけのシンプルな設計で、スイッチひとつで着火し火力調整はつまみをひねるだけ。ガスの残量を気にする必要がありますが、ガスボンベはホームセンターでも購入することが可能なのでツーリングの途中で調達することもできます。

 また、「アルコールストーブ」は、空間演出をするにはもってこいのアイテムと言えます。小さな容器の中にアルコール燃料を入れて燃やすだけのシンプルな仕組みですが、不規則に燃え上がる炎は見ているだけで気持ちが安らぐのではないでしょうか。お湯が沸くまで時間がかかるといったデメリットはありますが、最小限の大きさと軽さがメリットと言えます。

 次に「ケトル」です。お湯を沸かすだけと割り切れば、ケトルの種類まで気にする必要はありませんが、コーヒーを淹れることを前提とした場合、ドリップしやすいケトルを選ぶ必要があります。コーヒーはお湯の注ぎ方で香りや味が変わるとも言われ、美味しいコーヒーを淹れるためには少量のお湯を時間をかけながら注ぐことがポイントとなります。

 さらにコーヒー豆をその場で挽きたい場合は「コーヒーミル」といった、コーヒー豆を挽くためのアイテムも必要となります。電動と手動がありますが、持ち運びやすさを考えれば片手で握れるサイズで手動のコンパクトタイプがおすすめです。電動は電池が無ければ使用できませんし、なによりも豆を挽くといった行為もコーヒーツーリングの醍醐味の人つと言えるからです。

 そして、「ドリッパー」は、コーヒー豆にお湯を注いで抽出するためのアイテムで、使い捨てタイプやペーパータイプが一般的に使用されています。使い捨てタイプはフィルターと容器が一体になったもので、洗う必要もないため一度使用したら使い捨てできるもっとも手軽な方法です。ペーパードリップはコーヒーの抽出方法によっては欠かせない場合もあり、円を描くように注いだり、全体にバランスよくお湯を注いだりとコーヒーにこだわりのある人に必要不可欠なアイテムと言えます。

布製フィルターでコーヒーを注げば香りと濃くで美味しさ倍増

 この他にもフランネル素材を使用した布製フィルターのネルドリップやアルミ製のベトナムコーヒーフィルターなど様々な種類があり、コーヒーツーリングに慣れてきたらコーヒー豆に合わせたドリッパーを選んでみるのもよいでしょう。

 また、コーヒーを飲むための「カップ」選びも大切なポイントとなります。淹れたてのコーヒーは熱湯を注ぐためカップの素材によっては唇を火傷してしまうこともあります。特にチタン製のカップは熱が伝わりやすいので注意が必要です。また、外気温が低い時期はコーヒーが冷めないようにダブルフォームマグの保温性が高いものがおすすめです。もちろんコーヒーの風味を損ねることがない陶器製のカップでも良いのですが、重い上に割れてしまう可能性もあることを注意しなければいけません。

 最後のアイテムとして「ウォーターボトル」の持参もおすすめです。水は道中のコンビニでも購入できますが、途中で湧き水を汲んでコーヒーに使用するといった計画もコーヒーツーリングの楽しみと言えます。もちろんバイクの積載量に余裕があれば出発時からウォーターボトルに水を入れて置くのもいいかもしれません。その他にも、ゴミを捨てる場所がない場合のゴミ袋や汚れた道具を拭くための布巾もあると便利でしょう。
 
※ ※ ※

 コーヒーツーリングは、現地でコーヒーを飲むだけではなく、もちろん目的地に到着するまでも美味しい一杯を想像することで走行中も楽しめるでしょう。さらに、気に入った道具を使用することでより一層ワクワク度も高まります。また、コーヒーを淹れる前に、ラーメンを作るという人も多くいるようです。

 コーヒーツーリングもラーメンツーリングも、今やカフェやラーメン店を巡る旅だけではなく、手間暇かけて自分で作ったものを味わう特別な旅になってきています。気になってはいるけどまだやったことはないという人は、これを機に試してみてはいかがでしょうか。

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