『小野木里奈の○○○○○日和』は、長い歴史をもつヤマハ「SR400」に改めて試乗します!
バイクのニュース / 2020年11月30日 13時0分
今回の『小野木里奈の○○○○○日和』は、一年半ぶりにヤマハのSR400に試乗しました。この1年でいろいろな車種に乗ってきて改めて乗ったSRの印象に変化はあるのでしょうか。
■1年以上ぶりに乗るSR、印象は変わるのか?
皆さんこんにちは!初心者ライダーの小野木里奈です。本日はSR400の試乗記です。初心者目線でお話ししていきたいと思います。
実はSR400に試乗したのは、はじめてではないんです。去年の6月にもバイクのニュースの記事で書かせていただきましたが、そのときがSRデビューでした。昨年は、今ほど様々なバイクに乗っていなかったので、あまり比較するバイクがなかったんです。あれから約1年半経っていくつかバイクを乗らせていただいたので、当時とは違う見方ができました。今回改めてSR400に試乗した感想をお話していきますね。
ヤマハのSR400は、40年以上の歴史をもつバイクなんです。私は2020年モデルのブラックをお借りしました。他にはブルーもありますよ~ 黒と金属のピカピカボディにはレトロなデザインでありながらも高級感を感じます。エンジン周りやマフラーのメッキからくる上質感がそう思わせてくれるのでしょうか。メーター周りも最新モデルですが、あえてレトロなタコメーターでシンプルに。ガソリンのランプはありますが、メーターはないので自分で走った距離から計算するということですね。便利さからは少し離れてはいても、こういう見た目、女性は結構好むように思えます。実際にSNSで「SR女子」と検索すると、たくさん写真が出てます。やはりSRのクラシックなデザインが人気なんでしょうね。
それでは久しぶりに跨ってみます。「ん~ちょっと重いかも…!」 といいますのも、SR400に乗る前はホンダのCB250Rに乗っていたんですよ。CB250Rは重さ144kgに対し、SR400は175kgだったんです。そうなるとやはりどうしても+30kgの重さは感じてしまいますね。(笑) ただ、跨ったとき足がどちらもベタ足なので押し歩きは重さを感じますが、信号待ちの停車中などは小柄な女性にとっても嬉しいポイントです。SR400の足つきがいいのも女性に人気のポイントなのでしょうか。また、運転姿勢も前のめりにならなくていいので背中が痛くなることも少ないかも (笑) ヘルメットも重いので前傾姿勢が続くと首にもきちゃうんですよね。SR400なら痛めるきっかけが少なくなるかもしれません。
昨年初めてキックスタートの練習を公園でしました
そして、SR400のメイン操作ともいえる、キックスタート。これは長い歴史のなかで、ずっと受け継がれている部分ですね。デコンプレバーを操作して、上死点を合わせます。先輩ライダーにアドバイスをいただいたのですが、こちらは目で見なくても、デコンプレバーを半クラッチのように少しだけ握りながらやるとスーッと握っている左手に抜けるような感覚があるんです。そこが上死点の合っている合図らしく、それを覚えればいちいち目で下の上死点を確認しなくてもいいんだそうです。たしかに、夜は暗くて確認しずらいですし、これを覚えれば下を見るわずらわしさは無くなるので、気になる方は是非挑戦してみてください!
ただ、お借りしている間、キックスタートが全然うまくいかない日もあり、なんとやっている間にバッテリーが切れてしまうというトラブルも経験しました(笑) そのときは絶望感を覚えたのと、ライダーとして私は本当にまだまだだな、と洗礼を受けたような気がしましたね(笑)
SR400はキックスタートが魅力ではありますが、一方でキックスタート意外にエンジンをかけられないので、SRに憧れを持っている方は、可能でしたらバイク屋さんなどでキックスタートの練習を何度もさせていただくこと、あとはちゃんと自主練習することをおすすめします!
初めてSR400に乗った時は、相当緊張していましたね
発進は正直400にしてはパワーをそんなに感じないように思えました。CB250Rは250㏄だけどそんなに変わらない気がします。SR400はスポーティーに走るというよりも、おしゃれに街乗りを楽しむ、という方に合っているんだと思います。振動も感じますが、このSR400ならではの「トクッ トクッ トクッ」という音が私好きなんですよね。頑張っている感じが身体に直に伝わって愛らしく思えます。この可愛らしい音がなんだか癖にもなるんですよね(笑)
ずしっとした重さは、走っているときに安定感を感じます。大きいパワーはないけど、なめらかな走りを楽しめる快適さはあるので、スピードをそんなに出せない都内では向いていると思います。それに、この安定感は初心者ライダーにもおすすめしたいですね。
キックスタートが1発で決まればバイクをカッコ良く乗れてる気がします
SR400といえばキックスタート、なのですが、このキックスタートはたしかに最初の関門ではあります。(笑) ですが、キックスタートができれば、初心者でも発進の度になんだかバイクをかっこよく操作をしているような優越感を感じることができると思います。クラシカルで高級感のあるSR400、是非街乗りで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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