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ヤマハ「テネレ700」3つ目のデザイン賞受賞 「JIDAデザインミュージアムセレクション」7年連続で獲得

バイクのニュース / 2020年11月30日 17時0分

ヤマハのアドベンチャーモデル「Tenere(テネレ)700」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22」に選定されました。

■優れた走行性能とスタイルを両立

 ヤマハのアドベンチャーモデル「Tenere(テネレ)700」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22」に選定されました。

 JIDAデザインミュージアムセレクションは、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的とするものです。

 ヤマハのTenere700は、世界で最も過酷なラリーのひとつ「ダカール」を1980~90年代に牽引し、輝かしい歴史を持つ「Tenere」ブランドを継承したアドベンチャーツアラーで、689ccの水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディに搭載。

 乗車姿勢自由度の高い車体、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、オフロード+アドベンチャー+ツーリングの各要素を高次元でバランスさせたモデルです。
 
 またデザイン面においては「Exciting Adventure Tenere」というコンセプトに基づき、特徴的なヘッドライトやタンク、3分割シールドを織り込んだハイフェイスを採用し、アドベンチャースピリットを表現しています。

JIDAデザインミュージアムセレクションVol.22に選定されたヤマハ「Tenere700」

 今回の受賞に際し、審査員、並びにTenere700のデザイナーは次のようにコメントしています。

■審査員
「Tenere=何もないところ、という名前の大型オフロードバイクである。一目でアドベンチャーモデルと分かるシルエットと、エンスージアストを唸らせる細部へのこだわりが的確に具現化されている。特徴的なフロントフェイス、エルゴノミックなスリムでフラットなシート、カスタマイジングへの対応も充実している。次世代アドベンチャーモデルとして機能性とデザイン性が高次元で融合した優れたデザインである」。

■デザイナー
このモデルは『Tenere(テネレ砂漠)=何もない場所』で、お客様が唯一信頼でき、そして頼りになる『道具』を目標にデザインしました。遠距離から一目でアドベンチャーバイクと認識できるシルエットを構築しながら、プロの道具を彷彿させるこだわりと機能性を細部にまで心掛けました。この度は高く評価いただき、大変嬉しく思っています。
 
※ ※ ※

 なお、ヤマハはJIDAデザインミュージアムセレクションをVol.16以来7年連続で選定しているほか、「Tenere700」においてはドイツのデザイン賞「iFデザインアワード」「Red Dot Award: プロダクトデザイン2020」に続く3つ目のデザイン賞受賞となっています。

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